“360°全天体カメラ”で「バーチャル会社見学」が可能に

リクルートキャリアは2018年12月17日、2020年以降に就職予定の大学・大学院・短大・高専・専門学校生・外国人留学生・既卒者を対象とした就職活動準備サイト『リクナビ2020』に、同日より「360°パノラマビューで見る!バーチャル会社見学特集」を設置したと発表した。

360°全天球カメラによる画像で企業の普段は入れない場所も閲覧可能

リクルートキャリアによると、今の大学生は学校生活が忙しく、時間がないという。そのうえ、興味を持った企業を深く知りたくても、1社1社訪問する手間や、移動の時間、交通費を捻出するのは一苦労だ。

一方、企業側は働く場を見せたいと考えていても、セキュリティ上オフィスを案内できなかったり、会社見学の企画や実施に十分な時間を割けていないという。

そこで、『リクナビ2020』は、”バーチャル会社見学”の特集を設けた。

リコー社の360°全天球カメラRICOH THETAを使って撮影した画像を、同社のクラウドサービスTHETA 360.bizと連携することで、オフィスや工場、社外(敷地内)の風景や、普段は入れない裏側などが見られる。

写真より詳しく職場の雰囲気を知ることができ、費用も動画制作に比べて最大で約1/10に抑えられるのが大きな特徴だ。

期間は2018年12月17日~2019年2月下旬まで。掲載企業数は19社である。

特集内に企業のオフィスや工場、社外(敷地内)の風景などを撮影した360°パノラマビュー写真を掲載するという。

1社につき複数の画像が掲載され、手動で操作できるため、社内の様々なシーンを会社見学に参加しているかのように見ることができる。スマートフォンやパソコンから閲覧できる。

img:@Press

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