ストランザは、12月20日、医療情報であるレントゲン写真、口腔内の撮影画像および動画や、同意書など診療に関わる書類データを患者ごとにクラウドで一括管理できる日本初のサービス「メディカルBOX」の提供を開始する。
ICT化が進みづらい歯科業界において、多くの患者の症例を一気に管理できるため、蓄積された画像・動画データを分析して口腔癌の早期発見や残存歯数といった口腔内の環境が全身疾患にどのような関わりを持つか模索できるようになる。
さらに、メディカルBOXに蓄積された歯科医院での診療データを匿名化し、医科診療データや健康データと連携できれば、その患者の健康維持に有益な情報を提供できるようになることが予想される。
メディカルBOXは、ストランザがリリースしている歯科医院専用の予約管理システム「Apotool & Box」の標準機能の一部として追加される。医療情報であるレントゲン写真、口腔内の画像・動画や、同意書など診療に関わる書類データを患者ごとにクラウドで一括管理できる。
また、過去の画像と比較して治療の進み具合を簡単に確認できるほか、患者に説明するときにどこを治療したのかわかりやすくするために、画像の一部に丸やチェックをつけられる編集機能もある。この機能を使い画像に治療方針のコメントを添えて患者にシェアすることも可能だ。
さらに、これまで把握することが難しかった日常でのブラッシングや食事といった患者の生活行動においても画像や動画を撮影・共有し把握できるとのこと。
<主な機能>
- 画像や動画、書類データのアップロードと閲覧、患者ごとの管理
- アップロードした画像の編集
- 患者と画像や動画をシェア(別途、診察券アプリの契約が必要)
- 患者の顔写真を使用したアバター作成
<費用>
Apotool & Boxを契約しているユーザーは、データ容量無料で利用可能。(10GBまで無料。超過した場合は、1TBごとに¥1,800)
img:PR TIMES