AIによってInstagramで親和性の高い良質なフォロワーを獲得する「AI-PROFILE」

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スパイスボックスは2018年12月14日、業務提携を行っているAIスタートアップ企業AIQのプロファイリングAI技術を活用しInstagramで親和性の高い良質なフォロワーを獲得する新サービス「AI-PROFILE」の提供を開始すると発表した。

AIQでは、SNSアカウント分析に特化したAIを用いて、Instagramの公開アカウントデータを収集・分析し、国内約700万アカウントのプロフイリングデータを生成、保有しているという。AI-PROFILEでは、その膨大なデータのなかから企業やブランドと親和性の高いユーザーを自動で抽出し、そのユーザーに対してフォロワー獲得のためのアプローチ(「いいね返し」、「フォロー返し」を目的とした「いいね」、「フォロー」など)を実施する。

AIで推計した国内約700万アカウントから親和性の高いユーザーを特定

これまでは、一般的にエゴサーチやハッシュタグ検索などを手がかりに企業担当者が手作業で親和性の高いユーザーを発見していることが多く、非常に作業工数がかかっていた。

これに対し、「AI-PROFILE」では、あらかじめAIによって人物像を推計した国内約700万アカウントのなかからブランドと親和性の高いユーザーを特定するという。これにより人による作業工数を大幅に削減しながら、最適なユーザーだけに効率的かつ安定的にアプローチし、フォロワーを獲得し続けることが可能となるとしている。

AIQ保有の約700万アカウントのプロファイリングデータ

AI-PROFILEによって獲得したフォロワーは、企業やブランドが発信するコンテンツとの親和性が高いため、投稿に対するエンゲージメント率を高く維持しやすいことが特長だという。自社アカウントと親和性が高いファンやユーザーは、コンテンツに「いいね!」などポジティブなアクションを行いやすく、SNS上でより多くの人に企業やブランドの情報を届けることに繋がる。

スパイスボックスでは、今後「AI-PROFILE」で増やしたフォロワーのトライブ分析やUGCを活用したプロモーション支援なども行っていく。

AIQでは、同社が持つ「自然言語処理」「画像解析」技術を駆使して、インターネット上で一般に公開されているInstagramアカウントのデータ(プロフィール、投稿の画像やコメント、どんなハッシュタグを利用しているか、誰をフォローしているか、フォローされているか)を収集、分析し、そのアカウントの人物像を推計している。

人物像とは、「年代」「性別」「趣味・嗜好」「行動範囲や居住地域」など。2018年12月現在、約700万アカウント分のプロファイリングデータを蓄積しており、今後も随時更新していくという。

上の図のように、さまざまな公開データからアカウントのプロファイリングデータを生成する。AIで推計することで、このアカウントは「20代、女性、会社員、東京在住、最近の趣味・嗜好として、旅行やコンビニスイーツが好きだ」などとわかるという。

さらに、自然言語処理技術も、単に「スパイスボックス」に言及しているから「スパイスボックスのファンだ」とするレベルではなく、「スパイスボックスが好き」「スパイスボックスが嫌い」などの違いまで判断して(ポジネガ判断)ユーザーがブランドに対して好意的か、親和性が高いかを判断する。

img:PR TIMES

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