TikTokは、音楽ストリーミングサービスを運営するAWAとの業務提携を強化し、日本のユーザーに新しい音楽体験を強化すると発表した。
同社が展開する「TikTok」は15秒のショートムービーの形式で、スマートフォンを通じてその時に起きた瞬間を捉えて届けることができ、加えて、音楽愛好者に良い音楽の発見や、アーティストや楽曲制作者とのコミュニケーションのプラットフォームとしても活用されている。
このことから、「TikTok」が日本および世界の楽曲制作者における、作品のプロモーションや新曲のプロモーションのプラットフォームになっていると考えている。
「TikTok」において日本でのサービス提供を一層強化するため、10月にエイベックスとの提携に合意している。本提携に際し、エイベックス社が保有する楽曲、約25000曲*(*発表当時)が追加され、「TikTok」の撮影時に利用可能になったという。
同社は、本提携によりさらに多くのユーザーにより良いユーザー体験を実現できるだけでなく、エイベックスの楽曲制作者や楽曲を認知する機会を提供できるようになったという。また同月にAWAとTikTokは、両サービスの事業拡大と新たな音楽価値・体験の創出を目指した業務提携を発表している。
同社は今後の展開について、「AWA」の登録ユーザーが、「TikTok」上で音楽をフル再生し(※1)、「TikTok」を音楽プレイヤーとしての利用や、AWAを通じた楽曲の随時追加などのサービス連携だけでなく、両社で、新人アーティストの発掘・オーディションや、オリジナル楽曲の制作、共同プロモーション・キャンペーンなど、多角的な事業展開を行う予定だという。
※1 「AWA」のStandardプランに登録している方はフル再生、Freeプランに登録している方は30秒~90秒再生にてお楽しみいただけます。
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