ザ・ゴールは、「ファッション偏差値から考察するミレニアル世代の意識と実態」として、男女18-34歳にあたるミレニアル世代を対象に、ファッションやラグジュアリーブランドに対する意識や行動を調査し、その結果をまとめた。
この調査により、ミレニアル世代でファッション偏差値の高いミレニアルズは、全体の僅か13%ほどであり、ファッションにかける年間支出は68万円を超えることが判明した。
調査概要は以下のとおり。
- 調査対象エリア:全国
- 実施時期:2018年8月
- 事前調査:全国のミレニアル世代(18-34歳男女)の人口構成比に準じて対象を選択。有効回収サンプル数27,167サンプル
- 本調査:事前調査で得た「ファッションアイテムの購入金額と購入頻度」および「ファッション感度」をもとに抽出。有効回収サンプル数2,726サンプル
調査実施にあたり、ファッション購入金額、購入頻度、ブランド感度の3つの視点から独自の「ファッション偏差値」を設定した。
あわせて、生活価値観やメディア意識に関する113項目を用いてさらに分析し、以下の9つのグループを導いている。
- 主役気分ミレニアルズ
- 低血圧ミレニアルズ
- ハイパーマルチミレニアルズ
- マイポリシーミレニアルズ
- 現状満足ミレニアルズ
- ミステリアスミレニアルズ
- 秘めたる闘争心ミレニアルズ
- かまってちゃんミレニアルズ
- 自己実現ミレニアルズ
ファッション偏差値の高いハイパーマルチミレニアルズのファッション年間購入金額は総額68万8,000円だった。今回調査のミレニアル世代全体と比べると、ハイパーマルチミレニアルズが購入するほぼすべてのアイテムが10万円を上回っており、旺盛なファッション消費が明らかとなった。
img:THE GOAL