M&A総合研究所は、M&Aプラットフォーム「M&A総合研究所」を2018年12月6日にリリースしたと発表した。

「M&A総合研究所」は、利用料が完全無料の「事業譲渡・継承したい会社」と「事業買収したい会社」をWEB上でつなげるマッチングプラットフォームである。

完全無料で埋もれていたマッチングニーズを掘り起こす

同社は、「M&A総合研究所」によってユーザーデータや事業会社やM&A事業者から収集した豊富なデータの活用による精度の高いマッチングサービスを提供する。

そして利用料を完全無料とすることで従来埋もれていたマッチングニーズを掘り起こし、中小規模M&A市場の活性化を目指すとしている。

このプラットフォームは2つの大きな特徴を持っている。

  1. 国内初の完全無料プラン
  2. 従来のM&Aプラットフォームは定額課金又はM&Aが成立した際に取引金額に応じた利用手数料を運営者に支払うモデルが主流だった。しかし小規模事業者にとっては手数料負担がハードルとなり小規模M&Aは費用対効果の面から見送らざるを得ないケースが多かったという。そうした潜在的M&Aニーズを満たすため、M&A総合研究所では、売り手・買い手双方の完全無料プランを提供している。また、案件規模に応じて2つの利用方法を選択することが可能になる。

    取引金額が比較的少額でありM&Aアドバイザーが不要のケースでは、プラットフォーム上で売り手・買い手が直接やりとりを行うことができる。一方、売買価格が一定規模以上など、専門家のアドバイスが必須となる案件については、M&Aに精通した同社アドバイザーが候補先選定からクロージングまでのサポートを担う。

    無料プラン提供によりリスクなく利用を開始できるため、テスト的に買い手探し、買収案件探しをすることが可能となった。

  3. 独自のAIレコメンドシステムによる高いマッチング精度
  4. 同社は日本最大級のM&Aメディア「M&A総合研究所ポータル」を運営しており、そこで日々更新されるM&Aに関する大量のデータから独自のインターネット上のさまざまなデータを管理するプラットフォームシステムDMPを構築し、そのDMPから作成したAIレコメンド機能でマッチングの精度を高めているという。

img:PR TIMES