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2018年12月3日、野村アセットマネジメントは「人生100年時代の資産運用に関する調査」とした意識調査を行い、その結果を公表した。
- 調査時期
2018年6月13日(水)~6月18日(月) - 調査方法
インターネット調査 - 調査対象
20歳以上までの男女(調査会社に登録しているモニター)から2万サンプルを目途に調査を実施
人生満足度
「とても満足している」を10点、「とても不満だ」を0点とするとして、「自分の人生に対してどの程度満足しているか、点数にすると何点くらいか」と尋ねた。(n=21,409)
結果、総合的な人生満足度は10点満点中、5.6点。年代別にはシニア層での満足度が高くなった。
金融資産階級別にみると、総じて金融資産が多い層で満足度の高い傾向がみられた。しかし、最上位階級となる1億円以上になると、満足度はおおむね頭打ちとなっている。
親世代の財産管理と子の意識
親の財産管理についてどのような支援をしているか、または、生前どのような支援をしていたのか、について尋ねた。(n=21,409)
結果、シニア層においてその親の財産管理について調べたところ、8割程度が財産状況を知らないか、知っていても何も支援していない状況にあった。
一方、親の老齢化に関する認識をみると、介護を要する状況にあると認識しつつも支援していないという結果に。
人生100年時代の資産形成に関する調査
以下のキーワードより、相対的に重要だと思う項目を上位5項目で回答する形で、「人生100年時代において、20代から30代にとって必要な資産形成とはどのようなものか。(「考えている」とする回答者 n=12,987)」と尋ねた。
結果、人生100年時代における資産形成について、全体としては「できるだけ長く働き、資産運用は行わない予定」との回答の割合が最も高く、長寿生活に備える資産形成に対しての慎重な姿勢がみられた。
対して、各種の資産形成支援制度の利用者は、「低リスク商品であれば長く保有できる」や「長い投資期間があるので積極的にリスクを取って、資産を増やしたい」などの回答がみられた。