オフィス内の社員の居場所を見える化へ。働き方改革サービス「Spoor」

ネオスは、業務向けビジネスチャットボット「SMART Message BOT(スマートメッセージボット)」の新たなラインナップとして、チャットボットがオフィス内の社員の居場所を探して回答するサービス「Spoor」(スプール)を提供・開始した。

Spoorは、チャットボットがスケジューラーと連携することで社員の予定情報を取得し、さらにオフィスに設置された無線LANと各社員の接続端末より取得した情報から、その社員の所在を解析・回答するサービスだ。

同サービスにより企業は、新たな設備投資をすることなく、既存の資産(PC、Wi-Fi)と既存のスケジューラー(※1)を活用して、フリーアドレス化されたオフィス内で誰がどこにいるのか瞬時にわかる効率的な執務環境を社員に提供できる。

(※1)サービスリリース当初はGoogleカレンダーとの連携が可能。

働き方改革の一環で、執務環境のイノベーションとしてフリーアドレスを導入する企業も増加するなか、社員に決まった席はなく、自由な席に着いて、周囲とコミュニケーションしながら仕事ができるフリーアドレスは、柔軟に共創空間が構築できる利点がある反面、社員の所在がわかりにくくなることが大きな課題となっている。

一般的に多くの企業はスケジューラーで社員の予定を共有するが、フリーアドレス化されたオフィス内だと予定情報だけでは各社員の所在は十分に把握できない。

Spoorによりユーザーである社員も、慣れ親しんだチャット画面(※2)でチャットボットに質問するだけでほかの社員の所在がわかるため、より効率的な業務遂行が可能となる。
(※2)サービスリリース当初はSlackとの連携が可能。

Spoorはロフトワークに採用されるとともに、同社と販売代理店契約を締結している。

img:NEOS

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