ライボが運営するキャリアや転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」は2018年11月26日、「女性が選ぶ働きやすい企業ランキング」を発表した。

それによると、講談社がトップという結果になった。

1位は平均点7.50で講談社

このランキングは、「JobQ」の女性ユーザーによる体験談の項目「人事評価の適性度」「待遇への満足度」の評価の平均点(10段階)を、企業ごとにまとめたもの。

その結果、1位は平均点7.50で講談社となった。同社は週刊少年マガジンやヤングマガジンなどを出版していることで有名な出版社だ。

平成27年より「次世代育成支援対策推進法および女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画」を進めており、社内での女性のキャリアを後押ししているという。

体験談としては、「妊娠出産されたのち、職場復帰し、バリバリ働く女性社員は少なくありません。復帰後にキャリアアップされる方もいらっしゃいます。「女性だからできない」ということは思い当たらないかなと。ただ、正社員、非正社員で働きやすさの違いは大きい印象はあります。」(編集部/2011年入社)との声があった。

2位は平均点6.75で東芝がランクインした。東芝は、東芝グループ従業員の仕事と育児の両立を支援する取り組みとして、2011年4月に横浜事業所内に東芝グループ社内保育園「きらめキッズ横浜」を開設している。“仕事も家庭も生き生きと!”をコンセプトに仕事をもつ保育者の子育てをサポートしている。

体験談としては、「(女性の)管理職も少しずつ増えてきた。出産への理解は高まっているが、共働きが当たり前である今の時代の働きかたまではまだまだ理解していない人が多い。」(営業/2009年入社)などの声がある。

3位は平均点6.67でメルカリが入った。メルカリは、産休・育休支援のほかに、「認可外保育園補助」や「出産休暇&お祝い金」など、子育てをする女性のキャリアを支援する、さまざまな制度を導入している。

体験談としては、「有給休暇や家族のためを考えて人事制度が考えられている。また残業も悪と考える人が多いため、時間外が多い会社ではない。ただ、エンジニア以外は10-19という勤務時間なので、仕事が終わった後の時間が取りずらいという声が非常に大きい。ここも今後大きく変わっていくと思う。」(カスタマーサポート/2016年入社)との声があった。

また、この他、5位のみずほ銀行の「福利厚生がしっかりしており、育休産休もしっかりとれるので、安心して長く勤めることができる。旦那の転勤がある場合にも、空きがあれば他の支店へ移動できる。」(お客様サービス課/2008年入社)

7位のオリエンタルランドの「産休、育休取得は比較的歓迎といった雰囲気の会社ですが、昇格には最低経験年数の縛りがあります。 その為子供を産めば産むほど昇格は遅れます。」(バックオフィス系部署/2014年入社)

8位のマイナビの「営業食の女性社員も多く採用しており、若いうちはキャリア形成しやすい。ただし、結婚や子育てをしながら時短で働く環境が整っていないため、例は少ない。実際に20代半ばから後半の女性の離職も多い。」(営業/2014年入社)などの体験談があった。

img:PR TIMES