8割のミドルが年下や女性の上司を経験。実力主義の浸透で今後も増える傾向に

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパンが運営するミドル世代のための転職サイト「ミドルの転職」上で、サイトを利用している35歳以上のユーザー562名を対象に「年下上司・女性上司」についてアンケートを実施、2018年11月20日にその結果を発表した。

それによると、8割のミドルが、年下や女性の上司を経験している。そして、40代以上の3人に2人が、年下上司の経験があることがわかった。

80%のミドルが女性や年下上司を経験

まず、「今まで上司が年下や女性だったことはありますか?」と聞いた。その結果、「ある」が80%(どちらもある:34%、年下上司だったことがある:29%、女性上司だったことがある:16%、年下の女性上司だったことがある:1%)だった。

年代別にみると、40代以上では「どちらもある」の34%を含めると、3人に2人が年下上司を経験していることがわかった。

「今まで上司が年下や女性だったことがある」との回答者に、「その際の上司との関係はどうでしたか?」と聞いた。その結果、「人による」が52%で最多だった。

また、上司が年下や女性だった際の上司との関係について「スムーズだった」との回答者に理由を問うと、もっとも多かったのは「年齢や性別で判断しないと決めている」の27%だった。

一方、「やりにくかった」との回答者からは「上司の実力不足」が29%挙げられた。「その他」として「感情的だった」「性格が合わなかった」といった声が寄せられたという。

今後実力主義が浸透するため年下や女性上司が増える傾向に

そして、「今後、一般的に上司が年下や女性であるケースは増えると思いますか?」と聞いた。その結果、「増えると思う」が88%だった。

理由を問うと、「実力主義が今以上に浸透するから」が57%と最多だった。次いで、「女性活躍が推進されているから」が53%と続いた。

<参照元>
「8割のミドルが「年下や女性の上司」の経験あり。40代以上の3人に2人が年下上司を経験。」
en-japan

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