大手外食チェーンストアを展開する吉野家は、アルバイト採用において、タレントアンドアセスメントが提供する、AI(人工知能)を使用した面接サービス「SHaiN EXライト」を2018年11月15日(木)より一部エリアにて実験導入を開始すると発表した。
2018年8月に厚生労働省が発表している労働経済動向調査において、宿泊業・飲食サービスのパートタイム労働者不足について言及されるなか、同社はアルバイトの雇用拡大を図る取り組みの一つとして「SHaiN EXライト」の実験導入を決定したいという。
同サービスはアルバイトや専門職、一芸一能採用をAIによって可能にする日本で初のAI面接サービスだ。 従来の方法とは異なり、AIが採用面接を実施し、企業が求める人材であるか分析を行い、面接レポートを提出する。
面接に「SHaiN EXライト」を導入することで、以下のような効果が見込めるという。
- 応募者と面接者との面接調整が不要になり、選考期間を短縮。
- 面接の直前キャンセルの回避。
- 資質診断が可能なため、採用後のミスマッチを防ぎ、アルバイトの定着率向上。
同社は今回、主婦やアクティブシニア層を含むアルバイトの確保を強化するために、神奈川県内の74店舗にて実験導入をスタート。今後は関東圏での拡大を検証していく予定だ。
img:PR TIMES