マイナビは2018年11月13日、『マイナビ2020』に登録している大学生・大学院生を対象とした「2018年度マイナビ大学生インターンシップ調査」の結果を発表した(回答数:6,507名)。
それによると、インターンシップの参加率は前年比0.6pt増の72.8%で、経験者の参加社数は平均3.0社でともに調査以来最高となった。
インターンシップ参加学生は3年連続で増加
この調査は、『マイナビ2020』に登録している全国の大学生及び大学院生6,507名(文系男子1,413名 理系男子1,262名 文系女子 2,787名 理系女子1,045名)を対象としたもの。
まず、調査実施時(9月28日~10月16日)までに、インターンシップに参加したことがある学生は72.8%と3年連続で増加しているものの、前年比0.6ptの微増にとどまった。
参加経験のある学生一人当たりの平均参加社数は3.0社(前年比0.3社増)でともに過去最高となった。
次に、学生が参加しやすいと感じるインターンシップの期間は「1日」が年々上昇し、今年度は前年比3.9pt増の53.9%でもっとも多く、「1週間以上」は12.3%にとどまった。
一方、印象に残ったインターンシップの期間は、「1日」が48.3%でもっとも多いが、「1週間以上」が30.1%で、マイナビでは参加しやすさと比較すると期間が長い方が印象に残りやすいことがわかるとしている。
そして、インターンシップに参加して良かった点をみると「社員と会話する機会が多かった」が49.9%でトップだった。続いて「プログラム内容が考えられていて、よく理解できた(46.1%)」や、「グループに対してフィードバックがあって良かった(34.0%)」が多く選ばれている。
本調査によれば、「社員の協力体制」「独自性」「フィードバック」「現場体験」、この4つの要素が学生に求められているポイントであると見解している。
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