アドパックは2018年11月12日、「バーチャルプロショッパーコミュニケーションズ(VPC)」と協業し、“VTuberのライブ配信によるインタラクティブな対面販売”を実践する、「バーチャルプロショッパー・ソリューション」の本格提供を2019年1月から開始すると発表した。

これにより、「VTuber」の技術を応用した、トーク力と販売スキルを兼ね備えた「バーチャルプロショッパー」をプロデュース。リアル店舗・無人店舗・イベント会場、オンラインのライブ配信で、商品ブランディングやプロモーションを行う方針だ。

バーチャルプロショッパーによる新たな購買体験

このサービスでは、キャラクターがリアルタイムで、みている人と会話できるなど、双方向のユーザー体験により「バーチャルでありながら、ヒューマンの魂を持ったコミュニケーション」を可能にするという。

VPCは国内初だというバーチャルプロショッパーである「バーチャルプロショッパーりあ」を運営しており、今回の協業では販売スキルの高い人材の派遣・育成・アバター化の支援と、現場向けに最適化されたVTuber生成システム「Vishop(ビショップ・仮)」を提供する。

この協業によりアドパックのバーチャルプロショッパー・ソリューションは人材発掘から現場展開まで一元的かつ迅速に提供することが可能となるとしている。

同社では、活用シーンの可能性として以下を挙げている。

  • メーカー商品、PB商品、ご当地商品の対面販売/ブランディング
  • 無人化店舗での接客サービス、フードコートでのメーカープロモーション
  • 小売業が提案する新しいフードスタイル発信

など。

今後は「ネット×リアル・バーチャル×ヒューマン」を融合させ、「コト消費」の時代に対応する「モノにコトを乗せて売る」ためのソリューションとして展開する方針だ。

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