PLAYERSとWHITEは、スマートスピーカーやLINEと点字ブロック（視覚障害者誘導用ブロック）を連携させることにより、視覚障害者の外出を「声」で支援するサービス「VIBLO by &HAND（ヴィブロ・バイ・アンドハンド）」のプロトタイプを共同開発したことを発表した。
本サービスは、点字ブロックをテクノロジーによってアップデートすることで、視覚障害者が1人でも安心して外出でき、より自分らしく豊かな生活が送れることを目指したサービスだ。
視覚障害者が1人で安心して外出できるようになるサービス「VIBLO by &HAND」が登場
発信機を組み込んだ点字ブロック「VIBLO BLOCK（ヴィブロ・ブロック）」と、スマートスピーカー「Clova」、「LINEアプリ」、ワイヤレスオープンイヤーステレオヘッドセット「Xperia Ear Duo」を組み合わせることにより、視覚障害者の移動を「声」でサポートする。
主な特徴として、以下の2つがあげられる。
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音声アシスタントによる視覚障害者の道案内サポート
スマートスピーカーで目的地を設定すると、出発地から目的地までにあるVIBLO BLOCKへルート情報が反映。視覚障害者がVIBLO BLOCKに近づくと、目的地までの道案内がルート情報を受信したLINEのメッセージと音声にて行われる。歩行中の視覚障害者がヘッドセットで音声を聞くのは一見安全性に問題があるようにもみえるが、オープンイヤータイプのヘッドセット「Xperia Ear Duo」を利用しているので、周辺の音が遮られてしまうことはない。
Xperia Ear Duoは耳をふさがない構造を採用。再生する音楽と周囲の音楽をブレンドする革新的なリスニングスタイル「デュアルリスニング」を実現する完全ワイヤレスのオープンイヤーステレオヘッドセットだ。
スマート機能を搭載し、音声やヘッドジェスチャーによって、LINEメッセージの送受信をはじめとしたさまざまな操作を行うこともできる。
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支援者の見守り/アシスト機能によってルートを外れた障害者をサポート
視覚障害者を出発地から送り出した家族や、目的地で到着を待つ友人など、視覚障害者を支援する方は、スマートスピーカーを使い現在地を問い合わせることが可能。視覚障害者がルートを外れた際やトラブルが発生した際には、LINEのビデオ通話機能とスムーズに連携。代わりの目となり視覚障害者をサポートすることができる。
なお「VIBLO by &HAND」を紹介するコンセプトムービーが、以下URLにて2018年11月10日（土）に公開されている。
img:PR TIMES