家事が負担になり、外注する人も増えてきている。矢野経済研究所による調査(2018年4月27日)では家事代行の国内市場規模は2017年度で前年度3.1%増の906億円に達する見込みだ。(※1)

しかしながら「家にだれが来るか分からない」ことや「他人を家に入れることに抵抗がある人」は少なくない。そのため、家事代行のサービスは増加傾向にあるものの爆発的に増加するということはなかった。

そのような背景を持つ家事代行業にベビーシッターサービスのキッズラインが参入する。

スマホで呼べる1時間1,000円からの「家事代行」

1時間1,000円からベビーシッターを呼ぶことができるサービスを提供している「キッズライン」は、11月6日より新たに家事代行業に参入することを発表した。

なお、同社がおこなった調査によるとキッズラインを利用している80%以上の利用者が「家事のサポート」を希望していることが判明。(※2)

キッズラインを利用している子育て中の家庭の80%以上が「家事のサポート」のニーズがあると回答

同社が持つ「ベビーシッター」事業にて培ったノウハウや信頼を活かし、保育だけではなく家事もサポートすることにより「他人を家に入れたくはない」という不安を取り除くことが狙いだ。

同社の家事代行の特徴としては、キッズラインと同じく1時間1,000円から家事代行をWeb上で依頼することが可能だ。スマホからでも注文できるため、忙しい時や1時間だけやって欲しいときなどにも依頼ができる。

過去のレビューや相手の顔等も確認できるため、最安値で安心して家事代行を任せることができる。そして、最大の特徴としては同じサポーターに保育から家事まですべて任せることができる点だ。

忙しいときなどに家事から子供の面倒までを一貫して頼むことができる。オンライン上ですべて完結できる手軽さもあり、人気を博している。現時点は子供がいる人のみが対象になっているが、随時子供がいない家庭にもサービスを拡充されることが検討されている。

※1:矢野経済研究所による調査(2018年4月27日)より。2015年度は前年度比4%アップの853億円、2016年度は同3%アップの879億円と年々市場規模は大きくなっている。
※2:<調査概要>調査期間:2018年9月6日~9月10日、調査対象:キッズラインサポーター(首都圏)399名、調査方法:インターネット調査

img:PR TIMES