エン・ジャパンは、同社が運営する正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク」上で、「職場の雰囲気」をテーマに女性328名を対象にアンケートを実施、11月2日にその結果を発表した。
それによると、9割の女性が「転職活動で職場の雰囲気を重視」と回答したという。
92%が「転職活動で職場の雰囲気を重視」
まず、「エンウィメンズワーク」を利用している女性ユーザーに「転職活動において、職場の雰囲気に関する情報を重視しますか?」と聞いた。
その結果92%が「重視する」(非常に重視する:43%、まあまあ重視する:49%)と回答したという。年代別にみると、20代は30代・40代に比べて、「非常に重視する」(57%)が目立ったとしている。
また、「転職活動において、職場の雰囲気をイメージしやすくなるのはどのような情報ですか?」と聞いた。その結果、トップ3は「一緒に働く人の様子」(81%)、「職場の平均年齢」(44%)、「職場の男女比」(36%)だった。
年代別にみると、20代は「産休・育休からの職場復帰率」(37%)、30代は「産休・育休の取得率」(19%)、40代は「職場の平均年齢」(55%)、「職場の人数」(27%)、「勤務地」(9%)の回答が目立ったという。
そして、「どのような職場の雰囲気を“良い”と感じますか?」と聞いたところ、もっとも多い回答は「挨拶がきちんと交わされている」(84%)だった。
回答者からは、『会話はなくても、挨拶は最低限のコミュニケーションとして必要だと思うから』(27歳)、『朝の挨拶があるだけで、一日が気分良く始められる』(32歳)という声が寄せられている。
その次に、「互いに助け合っている」(81%)が続いた。回答者からは『どんな仕事も、チームワークが大事だと思う』(24歳)、『お互いにフォローし合えるということは、信頼関係ができている証だから』(37歳)という声がある。
68%が「職場の雰囲気を良くするための取り組みをしている」
「職場の雰囲気を良くするために、ご自身で行なっている(行なっていた)ことはありますか?」と聞いた。その結果、68%が「ある」と回答した。
以下、本アンケートに寄せられた「職場の雰囲気を良くするための具体的な取り組み」を一部紹介。
- 小さな事でも積極的に誉めたり、お礼の声かけをしています。(25歳)
- “挨拶活性化委員会”を作り、社内で挨拶する風土づくりをした。(27歳)
- 私用などで休む人がいても、不満を持たずに、お互い様だと考えます。仕事がまわらないなどの影響がある場合は、休む人にではなく、会社に対してスタッフを増やすなどの改善を求めます。(29歳)
- 役職関係なく、全員で社内の掃除を行なっています。協力して掃除をすることで、会話が生まれ、雰囲気も良くなります。(29歳)
- 普段仕事の関わりがない人とも積極的に会話をする。そこから業務に繋がる話題が出たり、必要な情報を得られることもある。また自身も常に人から話しかけられやすいよう、笑顔を心がけている。(33歳)
- 朝礼で、その日が誕生日の人を発表。みんなでお祝いしています。その日1日、みんなから「おめでとう」と声をかけられている姿は、本人だけでなく周りも幸せな気持ちになります。(34歳)
img:エン・ジャパン