ドローン関連商品&サービスの企画・開発を行うドローンネットは2018年10月29日、ドローン人材と業務依頼者のマッチングをサポートするコミュニケーションサイト「スカイクラウド」の運営を同日より開始したと発表した。
ドローン人材と業務依頼者のマッチングをサポート
近年、ドローンは機能も大幅に進化している。具体的な分野としては、建物点検事業や土木測量事業、農業、災害救助などで活用されることが多い。
同社は、このように「ドローンを業務に使いたい」という企業や自治体が増えていることに着目した。しかし、現状ではドローンを扱える人材もまだ少なく、また、業者もその人材をどこに依頼してよいかわからないといった状況だ。
これに対し「スカイクラウド」は、ドローン業務依頼者が安心してドローン業務をドローン人材に発注できる仕組みと、使いやすく便利なサービス構築を実現した。
登録も簡単で、スカイビジネス会員であればパソコンやスマートフォンから無料で簡単に登録できるという。
成功報酬は一切発生せず
具体的には、「スカイクラウド」に登録したドローン業務依頼者は、現場経験や認定資格を持つ豊富なドローン人材の中から、仕事を依頼することができる。
一方、ドローン人材は、ドローンを業務に使いたい依頼者からの指名でドローンの業務を受注することができ、気になる仕事に自らエントリーすることも可能なのだ。
また、専用のコミュニケーションツールで、ドローン業務の受発注におけるやり取りが簡素化される。これにより、ドローン業務成立までの作業効率が上がり、進捗管理も行いやすくなる。
最大の特徴は無料という点だ。ドローン業務依頼者とドローン人材のマッチングや受発注が成立しても、成功報酬は一切発生しない。
活用できる業務のカテゴリは、以下のとおりである。
- イベントやPVの空撮
- 太陽光パネル点検
- 建物の点検
- ダムなど大型建築物の点検
- 発電所の点検
- 農薬散布
- 教育
- 災害対策
- 警備・監視
- 土木測量
- 野生動物調査・監視
など。
同社では、今後「スカイビジネス会員」限定商品&サービスを多数追加していくとしている。
img:PR TIMES