東京都荒川区の町屋光明寺は10月30日、12月30日の14:00より、プロジェクションマッピング法要「IT住職の煩悩退治」イベントを開催すると発表した。

このイベントは、12月1日より本堂および副本堂に設置されている「お悩み供養ガチャ」(浄財として1回につき100円)を回し、なかに入っているおみくじをゲットするというもの。空になったカプセルに悩み事を入れて「供養箱」に納めると、12月30日に行われる同イベント内で住職が悩み事を供養するという。

イベント当日には、「煩悩退治」をテーマにしたプロジェクションマッピング法要を行う。

「お悩み供養ガチャ」などでIT住職が煩悩退治

以下がイベント内容の特徴である。

  • お悩み供養ガチャ(お悩み事のお焚き上げ申し込み)

    町屋光明寺本堂および副本堂に設置された「お悩み供養ガチャ」を回し、出てきたカプセル内のおみくじを取り出して、代わりに悩み事を書いた「お焚き上げ供養用紙」を入れ「供養箱」に投げ入れる。

  • IT住職の煩悩退治(プロジェクションマッピング法要)

    これは、約30分間、IT住職による法要とプロジェクションマッピングとのコラボレーションのこと。

同寺によると、見終わったときには、悩みと煩悩がスッキリするという。

ITで「お寺は楽しい」を取り戻す

町屋光明寺の大洞龍徳住職は、次のようにコメントしている。

「かつて、お寺は元来エンタメの固まりでした。つまり、お寺は「楽しい」場所だったのです。しかし、今はほかに魅力的な楽しみが増え、お葬式以外に人はお寺から足が遠のくばかり。

そこで、私は「お寺は楽しい」(エン“テラ”テーメント)を取り戻すべく、大好きなIT技術を用いて、このような企画を立案しました。」

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