“退職代行”から“転職支援”まで一貫したサービス「リスタート」

転職は企業とのミスマッチ、職場の人間関係に問題があるなど、さまざまな要因がきっかけとなるが、実際に転職に踏み切った際に引き伸ばしにあうケースもある。

そこで近年流行しているのが自分自身で退職手続きをするのではなく、専門家に退職手続きを委託する退職代行サービスだ。

一般の退職代行は退職させて終了なことが多いが、転職支援のUZUZ(ウズウズ)は自社のサービスと組み合わせた新しい退職代行サービスを開始する。

20代専門の退職支援サービス「リスタート」開始 すぐ辞めたいという希望を完全サポート

20代若手に特化した人材紹介事業を運営するUZUZは20代専門の退職代行サービス「リスタート」を2018年10月29日より開始する。

退職代行が流行する背景として、「転職したいと思っているが、転職活動は行っていない」20代は2人に1人と日本労働組合総連合会が発表している。

転職の意向があると回答している人も20代は64.0%と非常に高いことが判明しており、今の20代には職場での悩みは付きものなのが現状だ。

また、勤務先がブラック企業と思うかという質問に対しては、全体で26.9%がブラック企業と回答。20代に限定すると32.7%となり、3人に1人は自分の勤務先がブラック企業であると思うという結果となった。

20代は世代間のギャップも含めて職場環境で問題を抱えているケースが多いことが調査結果から読み取れる。しかし、入社して日も浅いケースも多く再就職への不安や忙しすぎて言い出すことができないことが多いようだ。

そこでUZUZは自社の人材紹介事業という強みを活かし、退職から転職までを一貫してサポートする「リスタート」という新サービスを開発。

UZUZ経由で転職すると対象代行料金が戻ってくるという仕組みだ。

今後は1年間で3,000名の退職代行支援、そのうち1,500名の転職支援を目標に掲げている。

新たに退職支援事業に参入することでブラック企業を新たにリストアップすることができ、よりブラック企業を排除した人材紹介サービスを作ることができる狙いもある。

UZUZはミスマッチのない転職サポートを行い、「リスタート」においては、弁護士から指導を受け業務範囲の適正化に努め、退職代行事業の非弁リスクを回避していくとしている。

img:PR TIMES

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