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マイカーを広告媒体に。新しい権利収入を提案する「マイカースポンサー」

インターネットの登場により、それまでは4マス(新聞・TV・雑誌・ラジオ)へ出稿されていた広告は、Web広告の出稿割合を増してきている。電通の「2016年 日本広告費」によると、インターネット広告媒体費(制作費除く)が初の1兆円超えとなり、総広告費は5年連続でプラス成長している。

そして、また新しい広告のスタイルが登場した。オートプラスは、交通広告・権利収入の新しい形として一般車の使用者とクライアントがスポンサー契約を結び、信頼関係の形成を重視したサービス「マイカースポンサー」の提供を開始した。

これは、クライアントから支給される広告シールをユーザーがマイカーのリアガラスに貼り、1カ月走行するとクライアントからスポンサー料が支払われる仕組みだ。

広告シールを貼るだけで広告料が発生

「マイカースポンサー」は、どの地域の居住者でも登録でき、まずは12月から関東・東海・関西地方での実施を行う。

全国版は2019年4月からのサービス提供を予定。また、カメラアプリ・広告シールは2018年12月に向けて随時公開を予定している。また、カメラアプリ・広告シールは2018年12月に向けて随時公開を予定している。

ユーザーは、名前・住所・メールアドレスを登録する。その後シールを選びマイカースポンサー申請すると、自宅に広告シールが送られてくるため、それらを取り付け、最短1カ月走行すると、マイカースポンサー料が発生する。

また、このサービスの利用にあたっては、運転免許証・車検証などの提出が必要になる。

バナーとしての効果もDMとしての役割も果たす

従来の交通広告では、公共性が高い媒体のため媒体審査がある。そのため掲載まで時間がかかり交通機関が発達していない地方では効果が薄い・広告効果が測りづらい・費用が高い、という課題があった。

マイカースポンサーでは交通広告のメリットはそのままにデメリット全てをカバーすることができるという。そしてバナーとしての効果もDMとしての役割も果たす。

企業の新たなプロモーションの場

企業にとっては今までになかった導線での広告効果があり、ユーザーにとってはスポンサー料が入るという関係が構築できる、個人と企業のプロモーションがつながる新しい場になりそうだ。

img:My Car SPONSER

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