2~30代の高い資産運用意欲が明らかに。KDDI「ワカモノの資産運用に関する調査2018」

KDDIは、全国の20歳~39歳の有職男女1,000名を対象に『ワカモノの資産運用に関する調査2018』を実施した。

その結果、「資産運用でお金を増やしたい」のは若年層の半数以上。30代男性では6割超となった。

半数以上が「資産運用でお金を増やしたい」

まず、資産運用でお金を増やしたいと思うワカモノは53.9%と半数以上となった。性年代別にみると、「増やしたい」と思う人の割合が、もっとも高いのは30代男性の60.8%で6割を超えた。

資産運用は難しいと思う人は78.6%で約8割となった。男女別にみると、男性では73.2%、女性では84.0%と、女性の苦手意識の高さが明らかになったとしている。

また、理想のパートナーは、「資産運用力が高い人」と「家事力が高い人」では、どちらがいいか聞いたところ、「家事力が高い人」を選んだ人は53.4%で、「資産運用力が高い人」の46.6%よりも高くなった。

男女別にみると、男性は「家事力が高い人」の62.2%が多数派、女性は「資産運用力が高い人」の55.4%が多数派だった。

人生100年時代に磨きたいテクニックは、「投資テクニック」と「貯蓄テクニック」では、どちらが近いか聞いた。その結果、「投資テクニック」という人は39.1%、「貯蓄テクニック」という人は60.9%となった。

性年代別にみると、「投資テクニック」を磨きたいという人は20代男性が50.8%でもっとも多く、半数を超えた。

約半数が投資テクニックを「若いうちに磨きたい」

投資経験がないのは恥ずかしいと感じる人の割合は10.0%となった。男女別にみると、男性では14.4%、女性では5.6%となった。

若いうちに投資テクニックを磨きたいと考える人は47.2%と約半数となった。性年代別にみると、「若いうちに磨きたい」という人は30代男性が52.0%でもっとも多く、半数以上となった。

この回答では、今のワカモノが「働く」ということをどうとらえているかよくわかる。早いうちから投資テクニックを磨いておき、老後に備えたいということだろうか。

そして、投資経験がある人は24.9%となり、ワカモノの4人に1人が投資経験者だった。男女別にみると、男性では34.4%、女性では15.4%となった。

性年代別にみると、投資経験がある人は30代男性が42.0%と多く、4割以上となった。

投資経験者(249名)に、資産運用でこれから(または、これからも)活用したいものを聞いたところ、1位「株式投資」が57.0%、2位「定期預金・貯金」が47.4%、3位「投資信託」が44.6%となった。

資産運用を任せるとしたら「優秀なAI」と「優秀なファンドマネージャー」では、どちらに任せたいか聞いた。その結果、「優秀なファンドマネージャー」の53.3%が「優秀なAI」の46.7%を上回った。

男女別にみると、男性では「優秀なAI」が52.2%、女性では「優秀なファンドマネージャー」が58.8%が多数派となった。

資産は運用するものに

半数以上が「資産運用でお金を増やしたい」という回答をしており、資産運用をしたいと思っている人が多数派であることがわかっている。

20代の男性では「人生100年時代に磨きたいのは貯蓄テクニックより投資テクニック」と半数以上が回答しており、現代の投資に対する関心の高まりがみてとれる。

img:KDDI株式会社

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