就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズは、自社で集計した会社評価レポートへの回答をもとに「本当に良い就職をしている大学ランキング」を調査したところ、総合評価ランキング1位は北海道大学、2位は東京大学、3位は広島大学という結果となった。
- 対象データ(集計期間:2007年7月~2018年10月)
Vorkersに投稿された新卒入社企業のクチコミのうち、卒業大学情報のある11,747件を大学別に集計
- 会社評価レポートの回答条件
- 社員として1年以上在籍した企業の情報であること
- 500文字以上の自由記述項目と、8つの評価項目に回答してあること
- 月間残業時間(実数)、有休消化率(実数)についても収集
良い就職をする大学は国立大学
今回の調査レポートでは、新卒入社後に働きがいを感じている卒業生が多い大学はどこなのかを、Vorkersに投稿された社員クチコミから集計した。
有名企業への就職率ではなく、入社後に満足して働ける、良いマッチングができている卒業生がいるのはどこの大学なのか。
その結果が下の画像だ。
そして、就職企業の「待遇満足度」が高い大学ランキングでは下の画像のような結果となった。
このように、二つのランキングとも上位に国立大学が多くランクインするという結果になっている。旺文社教育情報センターの調査によると、日本の大学のうち国立大学が占める割合は10.7%と1割しかない。
今後の分析は
今回のランキングは「新卒入社後に働きがいを感じている卒業生が多い大学はどこなのか」という視点から集計を行っており、国立大学出身者が新卒入社した企業に対して満足度が高い理由は何なのか、ヴォーカーズは今後も注目し分析していく予定だ。
img:Vorkers