クリエイターが自らの権利を販売できるサービス「Create Rights」とは

クリエイターの創作活動は、作品を作るだけではない。実際にはそれらを販売するための営業活動や契約書・値段の交渉などやらなければならないことは山積みだ。

このため他の作業に時間を取られてしまい、創作活動に集中できないクリエイターも大勢いる。一方でクリエイターの作品を商品化して販売したいと考えている企業も多く存在する。

この両者のニーズを満たすサービスがオタクラウドによって開始された。

クリエイターが自らの権利を世界に販売できる新サービス「Create Rights」がオープン

オタクラウドはクリエイターが自ら創作物の権利を販売し、様々な商品として国内外に販売できるサービス「Create Rights(クリエイト ライツ)」を開始。

イラストの販売の場合はクライアントから依頼を受けてイラストを作成。1枚あたりの金額で計算することも多い。しかし、「Create Rights」の場合クリエイターは自分のイラストを登録する。

その後「Create Rights」が製造会社にイラストを使用した商品を企画・発注する。販売した金額に応じてクリエイターにもロイヤリティが払われる仕組みだ。

販売は自社が運営する専門の販売サイトを用いるため、クリエイターは自分の創作活動に専念することができる。販売サイトには国内向けの商品を企画販売する「Create Rights SHOP (クリエイトライツショップ)」がある。

また海外も販売対象であり、国外向けの「OtaCrate(オタクレート)」はUSEYAと業務提携し実現した。クリエイターは営業活動などを重視することなく創作作業に集中でき、商品化されたアイテムは国内外に販売される。

企業側は複数のクライアントとやり取りをする必要はない。ライセンス契約は煩雑な手続きも多いが、今回のサービスで全て一本化が可能となった。

また専用のサイトで販売が可能であり、販売数も価格も自社で決めることができるため、販売も非常に簡単だ。

クリエイターに本当に必要なものとは

クリエイターにとって何より確保したいのは、創作活動に専念する時間といってもいいだろう。

今回のサービスのようにクリエイターの作品制作時間を確保できるサービスが増えれば、より質のいい作品が世に出てくるはずだ。

そうすれば、企業側もよりよい商品を販売することができるだろう。消費者としても、今後の動向に注目したいところである。

img:PR TIMES

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