昨今では、アマゾンや楽天といったネット通販は日常生活になくてはならないものとなった。

ユーザーは一体どの程度ネット通販を使用しているのだろうか。実際に直近のネット通販の利用率を確かめるため、全国の15~69歳の男女5,000人に調査を行った。

ネット通販で一体どれ位買い物をしているか5,000人に徹底調査


始めのネット通販を過去1年間利用したことはあるかという質問に対しては87%のユーザーが利用したことがあると回答した。

やはりネット通販はなくてはならないものとして生活に深く浸透していることがわかる。

次に、過去1年間にネット通販を利用した人(以降、「ネット通販ユーザー」)1,000人にきいた『利用状況調査』の結果は利用頻度および利用金額についてみてみる。


利用頻度は、「週1回以上」が16%、「月2~3回くらい」が26%、「月に1回くらい」が26%という結果になった。この結果から、ネット通販ユーザーの約7割が月に1回程度は買い物をする傾向があることが伺える。


注文1回あたりの平均的な利用金額を尋ねると、ボリュームゾーンは「1,000円以上~3,000円未満」が43%と最多。また、ネット通販ユーザーの平均は4,237円となっている。

世間に馴染んできた一方で、ネット通販はあくまでもまだまだ発展途上なことが頻度と利用金額から伺える。


またネット通販のサイト選びをする際に最も多くのユーザー(81%)が「商品の価格が安い」ことを選択。次に「商品の品揃えが豊富」で65%、その次に「送料が無料である」が64%と僅差で続いた。

傾向としては、実店舗よりも安くて様々なサービスがあることをユーザーは評価しており、送料がかからないことも大きな注目ポイントとしてみているようだ。


送料の点に着目すると、値段にかかわらず半数、または半数以上のユーザーが送料無料出ない場合購入を中止すると回答した。ユーザーにとって送料がかからないことがかなり重要視されるポイントであることが伺える。


また1回の注文で許容できる送料の範囲を2,000円、5,000円、1万円と商品の金額順にわけてみると、2,000円、5,000円では半数近くが200円まで、1万円でも許容できる送料は600円程度と、800円以上の送料を許容するユーザーはほとんどいないという結果になった。

ユーザーの購入機会の損失を業者側が防ぐために重要なのは送料であることがここから読みとれる。


では送料が無料の場合はどのような結果になるのだろうか。実際に“送料無料キャンペーン”を利用したことがある人は76%であり、利用したことがないという回答をしたユーザーの未購入の理由も、欲しい商品がないためという理由が61%を占めているため、商品があった場合は“送料無料キャンペーン”を利用するという考えると、やはり送料への注目度が高いということがわかるだろう。

ネット通販の今後

ネット通販は日常生活に浸透しているものの、すべての買い物をネット通販で完結するユーザーはまだまだ少数だろう。そこには送料の問題もあれば、高額商品に関してはやはりしっかりと実物をみて判断したいというユーザー心理もあるためだと考えられる。

現在はネット通販にとって過渡期といってもいい。実店舗を脅かす存在となったネット通販が今後どのような発展をし、私達の生活に変化をもたらしてくれるのかは注目したいところだ。

(※)
<参照元>
ネット通販の利用状況を調査!送料はいくらまで許せる?
市場調査メディア ホノテ by Macromill