今やAIはさまざまな用途に活用され、我々の生活には欠かせないものとなってきている。それによって、生活が便利になるだけでなく、ライフスタイルにも大きな影響を与えようとしている。
コクハク株式会社は、「一日を変える3分を」をコンセプトとしたAI提案型ライフスタイルWEBマガジン「three(スリー)」の提供を開始した。
最適な3コンテンツをAIが提案するWEBマガジン
「three」は、仕事や遊びに忙しいユーザーに向けて、最適な3コンテンツをAIが提案するライフスタイルWEBマガジンだ。
「一日を変える3分を」をコンセプトに、ファッション、音楽、インテリア、フード、ライフスタイル、テクノロジー、カルチャーなどのコンテンツを提供する各WEBメディアから、AIがユーザーの「こんな情報が欲しかった」をピンポイントで勧める。
「three」のAIは、性別、年齢、エリア、選択したロゴなどのユーザー情報と、閲覧したコンテンツから読み取るユーザーの趣味嗜好、さらに天気、時間、曜日などの情報もかけ合わせ、そのユーザーだけの3コンテンツを厳選する。
たとえば、日曜の夜は次の一週間が頑張れるようなライフハックのコンテンツ、水曜の昼は週末飲みに行く飲食店のコンテンツ、金曜の夜は土日に開催されるイベントのコンテンツ、雨の土日は室内でリラックスできるようなコンテンツなど、threeを閲覧した時のユーザーの気分にぴったりのコンテンツを提案するという。
コンテンツの提供元となるパートナーメディアは、定評のあるWEBメディアのみを厳選した。まず、リリース時は上の図のような10を超えるメディアを揃え、今後の拡充も予定しているという。
約3秒で最適なコーデを提案するアプリも
AIが提案してくれるサービスは、その分野や機能も多様化している。その一例として、株式会社STANDING OVATIONは運営するファッションコーディネートアプリ「XZ(クローゼット)」がある。
これは、ユーザー間同士でコーディネートの悩みを解決するコミュニティアプリで、手持ち服を使った自動コーディネート提案機能を実装している。
この機能により。これまで蓄積したユーザーの手持ち服300万点の情報と、ファッションスナップのコーディネートパターンを解析し、イマドキな着こなしを自動で提案してくれる。具体的には、ユーザーが所有するさまざまなタイプの服をXZに登録すると、約3秒で着回しコーディネートを提案してくれるというもの。
さらには気象庁の天気・気温と紐づけることで、ユーザーの手持ち服を使った1週間分のコーディネートを提案する「コーデ予報機能」も装備している。
今後は、ユーザーの好みやテイスト・体型・ライフスタイルまで考慮した自動コーディネート提案エンジンへと進化させる計画だ。本年12月には新品アイテムの提案をリリース予定だという。
1日の行動指針をAIで決める時代が到来?
現在、世の中には大量の情報が溢れている。メディアの数も多く、これらの中から興味のある情報を見つけるのは非常に時間もかかり、手間がかかると感じるユーザーも多いことだろう。
今回の「three」は、そんな我々の悩みをたった3分で解消してくれるというもの。扱うメディアの分野もファッション、音楽、インテリア、フード、ライフスタイル、テクノロジー、カルチャーなど多岐にわたっており、人の生活に必要な分野をほぼ網羅していると言っていいだろう。
今後は、朝起きたらまず、スマホやPCでその1日の行動指針を決める、そんな時代が来るかもしれない。AIはますます我々の生活に深く入りこんでくるのだ。
img:PR TIMES