実店舗への集客といえばチラシや新聞広告が思い出されるが、近年ではデジタルによる集客が一般化されつつある。

データに基づいた戦略的な広告活動は、事業拡大や事業計画を練るのに必要不可欠な行程であるが、実店舗を構える多くの流通小売業などの店舗は、デジタル広告にどれほど効果があるか測れない部分が課題であった。

今回「Shufoo!」が提供するデジタル広告サービスでは、顧客の購買行動を実店舗でも記録することが可能になった為、実店舗でもデジタル広告の打ち出しにどれほどの効果があるかを可視化できるようになった。

GPSから取得した位置情報で実店舗でもデジタル広告の効果を可視化、分析が可能に

「Shufoo!」が提供するオーディエンス・ターゲティング広告サービス「Shufoo! Audience Targeting Ad(シュフー・オーディエンス・ターゲティング・アド)」(デジタル広告サービスの一環)では、インターネット上に掲載した電子チラシを閲覧した顧客が、実際に実店舗に来店したかどうかをGPSで確認し、広告効果をより正確に測れるサービスを展開する模様だ。

このサービスは、株式会社フリークアウトのジオマーケティングプロダクト「ASE(エース)」と連携し、ユーザー毎のShufoo!利用ログを蓄積・分析した「日常買い物行動圏」や、「閲覧店舗カテゴリ」などのデータを活用し買い物意欲の高い主婦を効率的にターゲティングするセグメント化を実現した。

大手SNSなどの国内主要媒体に対し、バナーやネイティブアドなど多彩なフォーマットで広告を配信することで、そこから指定した店舗にユーザーが来店したか、スマートフォンの位置情報で来店を判定するというシステムである。

ターゲットとなる企業は幅広く、小売業を重点的に行い、実店舗をもつ会社ならほぼ全ての企業に向けられたサービスだ。

対象となる主な企業ジャンルとしては、流通小売業(スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、家電店、衣料品店、不動産業、自動車販売など)や飲料、食品、日用品、化粧品などといった実店舗で購入できる商品を取り扱っているものとなる。

今後企業が最大注力すべきはデジタル広告サービス

凸版印刷の今後の動向としては、「Shufoo! Audience Targeting Ad(シュフー・オーディエンス・ターゲティング・アド)」の拡販に取り組むと宣言しており、2018年中に100社のサービス採用を目指している。

今やPCや携帯電話、スマートフォンやタブレット端末など、様々なデバイスの普及が進み、情報収集はもちろん、インターネットで広告を閲覧することも消費者のなかで一般的になっている。
今後のインターネットを利用したデジタル広告は、現在以上に企業の取り組みの中でより一層重要なポジションを築いていくことは間違いない。

「Shufoo!」が掲げる新たなデジタル広告サービスは 、デジタル広告の有効性を更に裏付けていくものであり、実店舗への送客効果という可視化できていなかった分野を数値化できるというメリットを持つ。今まで以上に、実店舗という分野でのデジタル広告に対する関心をより高めていくものになっていくだろう。

img:PR TIMES