株取引に興味があっても、小難しい情報分析や複雑な手続きなどのイメージから、なんとなく敬遠してしまう人は多いのではないだろうか。
実際、株取引に情報収集は欠かせないが、日常生活を送る中で、相談できる人を見つけることも難しい場合が多い。
しかし、簡単にコミュニティ参加でき、そこで情報や意見交換ができるとしたらどうだろうか。
株式会社Finatextの子会社である株式会社スマートプラスは、コミュニティ型株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」のSNS機能限定版を、ダウンロード開始した。
従来型委託手数料が完全無料のスマホ専用ツール
STREAMは、日本で初めて従来型委託手数料を完全に無料とし、「SMART取引」と呼ぶ新方式の手数料体系を導入するスマートフォン専用の証券サービスだ。
今回、ダウンロードが開始されるアプリは、株取引機能が制限(現物取引サービスの開始は6月を予定)されているが、SNS機能は全て利用できるという。
SMART取引とは、東京証券取引所(東証)の立会外取引にて、東証の株価気配値よりも有利に約定できた場合に、当該気配値と実際の約定価格の差額相当分から50%を手数料徴収するというもの。
起動する度に注目度が高い銘柄が一目でわかる仕組み
最大の特徴は、コミュニティに参加できるということだ。参加すると、市況情報や銘柄掲示板など各種情報へのコメント投稿ができ、提供される情報をもとに他のユーザーと意見を交換することができる。
また、有益だと思った場合には「役立つ!」ボタンをタップすることで投稿された情報を評価することができる。
ログイン/役立つ/フォロー/コメントなどのアクションをすべてポイント化する。ユーザーのアクションに応じてクラスが決定。そして、ユーザーのクラスによって株取引の際に優遇が受けられる仕組みとなっている。このため、参加すればするほどメリットが大きくなるのも特徴だ。
また、注目されるのが、コミュニティ内でのユーザー行動をもとに、注目情報を自動抽出してくれることだ。
アプリを起動して最初に表示される「注目」タブでは、コミュニティのユーザー行動(コメント数、役立つ!数、閲覧数など)をもとに、現在、最も注目されている情報と銘柄情報が優先的に表示されるという。
そのため、起動する度に注目度が高い銘柄が一目でわかる仕組みになっており、手軽に株取引に役立つ情報を入手できるのだ。
また、スマホで取引することを念頭に作られているため、買付余力の確認、指値・逆指値、執行条件など取引に必要な情報や条件入力を一纏めできる。スマホで、簡単に取引を完了するために徹底的にこだわった画面デザインとなっている。
さらに、各ニュースや情報ソースには、関連する銘柄タグが自動的に挿入されている。そのため、ニュースなどの情報から銘柄情報へスムーズに移動でき、取引に至るプロセスがとてもシンプルに設計されている。
加えて、日本株の現物取引だけでなく信用取引にも対応している。
コミュニティ参加で得られる株取引の安心感
スマホで簡単に株取引ができる、一昔前なら考えられなかったことだ。しかも、自分一人ではなく、コミュニティ参加による安心感が得られるという点は大きい。わからないことや不安なことがあったらすぐに、人にアドバイスを求められる。
これなら、「興味はあるがちょっとなぁ・・・」という人でも簡単に取引に参加できるだろう。日本人は投資に対して消極的な傾向にあるといわれる。しかし、現代では働き方の変遷や、大企業だからといって安心はできない、というような状況もあり、資産運用という言葉をよく聞くようになった。
こういったアプリを介し、ハードルを下げた形で気軽に投資へトライできる人が今後どんどん増えることが予想される。その結果として、金融知識へのリテラシーが高くなることを期待したい。
img: PR TIMES