マッチングサービスは“引っ越し”へも波及。単身引っ越しの新たな選択肢「PickGo for Personal」

新しい学校、新しい職場で新生活をスタートさせる人たちにとって、引っ越しは経済的にも時間的にもコストの掛かるイベントだ。

シーズンにもなると引越し業者の料金は値上がりすることも多く、ドライバーの人手不足でギリギリまで良い業者が見つからないケースもある。

自分だけでおこなう場合も荷造りから配送、荷解きまですべての段取りと作業を行わねばならない。友人などに頼むにしても、謝礼金などで結局引越し業者にお金を払うのと同じくらいのコストがかかってしまう。

そんな「引っ越し難民」の救世主となり得るとして、個人の配送依頼と配送ドライバーをマッチングするサービス「PickGo for Personal」に注目が集まっている。

引っ越し難民の解消は深刻化の一途をたどる

平成27年に実施された国勢調査結果によると、わが国の移動人口は30~34歳が51.3%と最も高く、続いて25~29歳が48.9%となっている。移動人口の割合が集中している世代は単身世帯が多いため、単身の学生や社会人の引越し難民が著しく増加していることが資料から読み取れる。

平成27年国勢調査 移動人口の男女・年齢等集計結果

学生は引越しの費用を抑えるため、自分でレンタカーなどを借りて配送するケースが多いが、一人で大型家具の配送や設置が難しいという課題がある。一方で、社会人は配送業者を見つけたり、段取りを打ち合わせたりする時間がとれない。

限られた時間のなかで、引っ越しのタイミングや荷物量に見合った適切な業者を探すのも困難だと言える。

引っ越しマッチングアプリ「PickGo for Personal」は、「引っ越しの費用を抑えたい」「駆け込みでも依頼を受けてくれる業者を見つけたい」という単身引っ越しの新たな手段の1つとして、アプリのリリース以来、依頼が急増している。

アプリのリリース以来増え続ける引っ越し依頼

PickGo for Personal」は、アプリを通じて、配送ドライバーと引っ越し希望者をマッチングするサービス。引越し業者を仲介する必要が無いため手続きや段取りに時間がかからず、中間マージンも発生しないため安く引っ越しができる。

配送ドライバーに最短かつ即日に依頼ができるうえ、近距離であれば最低5,000円から配送が可能。「PickGo for Personal」での単身引越しの価格は、実に平均9,253円と非常に安価に引越しをすることができる。

2018年3月に入り、依頼件数は同月比の3倍を超えている。また、PickGoの全体の流通量においても、昨年同月(3月)と比較して約5倍に推移している状況は、「PickGo for Personal」の認知度が年々高まっているということに他ならない。

依頼者が「PickGo for Personal」に求めるのは低価格・高品質・スピード

引越し希望者は「PickGo for Personal」アプリに引っ越しの日時、行先、荷物量等の簡単な情報を登録。PickGoドライバーは数々の依頼のなかから対応できるものを選び、依頼者に配送料金を提示したり、チャット機能ですり合わせたりする。両者の条件が合えばマッチング成立、早ければ当日中にも引っ越しが確定する。

配送完了後に依頼者とPickGoドライバーがお互いの評価を行う「評価システム」がありるため、依頼者はPickGoドライバーの過去の評価や配送料金を比較して希望に沿ったPickGoドライバーを選択することが可能となっている。

PickGoドライバーは、空いた時間を有効に活用するため、また新たな市場開拓のため「PickGo for Personal」にドライバー登録をする。依頼者とドライバーにとってWin-Winの関係が築ける画期的なサービスとあって、2018年3月の引っ越しシーズン以降の動向からも目が離せない。

他の注目すべきマッチングサービス

昨今、マッチングサービスはさまざまな種類が登場しており、今回の「PickGo for Personal」以外にも面白いマッチングサービスがある。

alluumeは将来や仕事に悩むユーザーが、人生の先輩である「メンター」と気軽に会って相談ができるサービス。助言がほしい依頼者が相談内容や日時、場所を登録し、メンターが承認した場合、直接会って相談することができる。

仕事やプライベートの時間に子供を預けたい依頼者と「保育士」「幼稚園教諭」の有資格者を持ったシッターをマッチングするサービスで、1時間1,945円から依頼できる。

悩みの解決はマッチングサービスという選択肢も

ひと昔前は、結婚相手を見つけたい男女は結婚相談所に駆け込み、決して安くない入会金と成婚料を支払っていたが、今は手軽に相手を見つけられる婚活マッチングアプリがある。また空き時間を有効活用したいドライバーと、手軽にタクシーをピックアップしたい依頼者をマッチングするサービス「Uber」も定着しつつある。

引っ越しも従来なら業者に依頼するか、自分で手配するかの2択だったが、今回ご紹介した「PickGo for Personal」は引越し業者を介さずに依頼者とドライバーをつなぐサービス。

CtoCビジネスやマッチングサービスが加速度的に普及している状況を鑑みれば、今までになかった選択肢がどんどん増えていくことだろう。今までにあった選択肢を掛け合わせることで、新たなイノベーションを起こす。これからの可能性に大いに期待していきたい。

img: PR TIMES

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