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#6 ブロック連動で幼児の集中力を維持する「マーボティック」
こちらもアルファベット/数字ブロックとタブレットを連動させ、英語や算数を学べるおもちゃ。動画だけではすぐに飽きてしまう小さな子どもでも、手で触れることのできるブロックがあることで集中力を維持できるのが強みだ。
アプリは、2~5歳、3~6歳など発達段階ごとに複数用意されており、子どもの理解力に応じてレベルを調整することができる。英語圏で好評のようだが、日本でも早い段階で子どもの基礎英語力を養いたいひとにおすすめかもしれない(価格:7776円)。
#7 累計販売数世界で1億2000万以上、人気ゲーム「マインクラフト」
2017年2月時点で、販売累計1億2200万本以上を記録した人気のゲーム。聞いたことはあるが、どんなものかよく知らないというひともいるかもしれない。簡単に説明すると、すべてがブロックでできた世界で、建物などを好きにつくることができる「デジタル版レゴ」とも呼べるものづくりゲームだ。
ものづくりのほかに、探検、モンスターとの戦いなどロールプレイングゲーム要素も入っており、さらにはマルチプレイヤーで複数人でプレーできるなど、創造力、チームワーク、戦略など、脳のさまざまな部分を刺激することから熱狂的なファンが多くいる。エデュケーション版など、プログラミングを学べるエディションもあり、子どものために買う親が増えている(価格:3240円 [PC/Mac版])
#8 電子回路を楽しく学べる「littleBits STAR WARS R2-D2 ドロイド・キット」
littleBits STAR WARS R2-D2 ドロイド・キット(アマゾンウェブサイトより)
こちらも映画『スターウォーズ』シリーズから、創造性を高めるドロイド「R2D2」組み立てキットを紹介したい。映画でお馴染みのR2D2を自分で組み立てて、スマホで操作して遊ぶことのできる電子工作キットで、初心者でも楽しめると人気を集めている。
この電子工作キットを提供しているのは、ニューヨーク拠点のスタートアップ「littleBits」だ。同社は、誰でも簡単に電子工作を楽しめる電子回路モジュールのオープンソースライブラリーを開発している。マグネット式で簡単につなぎ合わせができ、楽しく電子回路を学べるとして学校教材として導入されるケースも多い。
現在70カ国以上2,000を超える学校で利用されているという。電子工作の第1歩として始めてみてもよいのではないだろうか(価格:1万4580円)。
#9 言葉が分からなくてもアルゴリズムのコンセプトが分かる「プリモトイズ」
クラウドファンディングで90カ国以上から160万ドル(約1億8000万円)を集め注目を集めた子ども向けプログラミング学習デバイス「プリモトイズ・キュベット」。
木製のボード上に、直進、ターンなどの命令ブロックをはめると、その通りにロボットが動く仕組みで、言葉が分からなくても「アルゴリズム」や「再帰」などプログラミングに関するコンセプトを学べる小さな子ども向けの学習教材として高く評価されている(価格:3万1968円)。
#10 コンピューター学習のワンストップツール「Kano コンピューターキット」
コンピューターの組み立てから、コンピューターの仕組み、そしてプログラミングまでワンストップで学べる「Kano Computer Kit」。カラフルなパーツをステップごとに組み立てた後は、オリジナルソフトウェアでポートやピクセル、バイナリーなどコンピューターの基本的な仕組みを学ぶ。
さらにはPythonやJavaScriptをゲーム感覚で学習できる内容となっている。別売りのモーションセンサーやピクセルボードとつなぎ合わせてアプリやゲームを開発することもできる、まさにデジタルネイティブにぴったりのクリスマスプレゼントといえるのではないだろうか(価格:3万4998円)。
デジタル時代のハイテク/スマートおもちゃ10選を紹介してきたが、子どものプレゼントにぴったりものは見つかっただろうか。なかには大人が楽しめるものも少なくないので、自分も楽むという視点で探してみるのもよいかもしれない。
img ; Amazon