ドローンのおすすめを利用シーンや機能別に紹介。選び方や注意点も解説

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ドローンによるテレビの空撮映像や商業用に活用されるドローンなど、様々なメディアを通じてドローンを見る機会も多くなった。操縦する楽しさだけでなく、空から映像を撮ったり、物を運んだりと使用用途は様々。種類も千差万別だ。

今回の記事では、おすすめのドローンを、利用シーンや機能別に以下の順で解説していく。

機能やプロペラで異なるドローンの種類とは

ドローンとは、無人で飛ばせる飛行機のことを指し、ドローンの利用は、軍事用の大型から趣味で飛ばすコンパクトなものまで幅広い。

では、どのように種類分けしていくのか?ドローンの種類を区別するには、様々な分け方がある。形状別でドローンの種類を区別すると、マルチコプター(回転翼機)と固定翼機に分かれる。

マルチコプターは、3つ以上のプロペラがついているドローンのことを指す。プロペラの回転翼を推力に飛行することが可能だ。

マルチコプターの中でも、プロペラの数に応じて呼び名が以下のように異なる。

プロペラの数が多くなることで飛行中に風などの影響を受けにくく機体のブレが少なくなるためより飛行のドローンの安定性が増していく。ただし、プロペラが増えることでドローンの重量が増えるため、操作の難易度が上がるなどのデメリットも存在する。

固定翼機は、いわゆる飛行機のような形をしているドローンだ。マルチコプターと比べて、まだまだ機体の種類は少ない。

固定翼機の特徴は、飛行機のように滑空やランディングが可能なこと。VR飛行で操縦すると実際に空を飛んでいるような映像を撮影することが可能だ。

用途に合わせたドローンの選び方

まずは、どのような用途でドローンを使うのかを考える必要がある。ドローンを用途別に分けると、以下の3つとなる。

それぞれの用途別のドローンを紹介する。

空撮ドローン

空撮ドローンは、その名の通り空撮に使用されるドローンだ。

空撮ドローンは、より綺麗に写真や動画の撮影ができるように、安定したフライト機能を搭載している。上空からでも撮影するために通信距離が長いのも特徴の一つだ。

通信距離が長くなれば長くなるほど遠いところからの撮影が可能になり、より広大な景色を映像に収めることができる。

トイドローン

トイドローンは、「気軽にドローンを始めてみたい」という方向けのリーズナブルなドローンだ。

通常の空撮ドローンであれば、数十万円ほどの値段だが、トイドローンは1万円程度から購入することができる。

子供向けとしてだけでなく、大人のエントリー向けとしても人気を集めており、「トイ」と名前についているがGPS機能やホバリング機能が搭載されているものもあるので、本格的に楽しむことも可能。

200g以下の小型のドローンが多く、非常に扱いやすいのが特徴だ。

産業用ドローン

産業用ドローンは、農業や建設などの現場で利用されるドローンだ。人が行うには負担が大きかったり、危険な場所での作業ができることで注目を集めている。

例えば、産業用ドローンは農業での農薬散布に利用されており、散布実績を管理できるなど、スマート農業に貢献している。他にも、建設現場で広範囲の撮影ができたりと、より高解像度での撮影も可能だ。

機能でドローンを選ぶ

用途と合わせて、機能別でドローンを選ぶのも重要なポイントだ。ドローンで機能別でみていくと、カメラ機能・GPS機能・FPV機能の3つが挙げられる。

ドローンのそれぞれの機能を以下で紹介していく。

カメラ機能

空撮をする方であれば、カメラ機能はドローンを選ぶ際の重要な項目だ。

より撮影にこだわりたい方であれば、ドローンに搭載されているカメラの性能で選ぶだけでなく、一眼レフカメラの取り付け可能なドローンを選ぶのも選択肢に入ってくる。

カメラ機能は、写真だけでなく、映像にも重要な役割となる。ドローンによっては、4K対応のカメラを搭載しているものもある。

GPS機能

次に紹介するGPS機能は、ドローンの操縦に関わってくる機能だ。

GPS機能により「自立飛行」が可能となり、事前にドローンのルートを設定しドローン自身がGPSで位置を把握しながら飛行することができる。そのため、屋外での電波の影響を受けにくくなり、初心者の方でも操作がしやすくなる。

位置を把握できないと危険も伴う可能性もあるので遠くまでドローンを飛ばしたい場合はGPS機能がついているドローンを選ぶと良い。

FPV機能

最後の紹介するFPV機能は、カメラの映像を見ながらドローンを操縦できる機能だ。ドローンからの視点で操作できるため、飛行の安全性がより高まる。

また、ドローンに乗っているかのような臨場感を味わえるため、ドローンレースでは欠かせない機能だ。

利用シーンや機能別におすすめなドローンを紹介

利用するシーンや機能別におすすめなドローンを4つ紹介する。

それぞれ以下で詳しく解説していく。

初心者におすすめな折りたたみ式のドローン

公式サイト:https://www.dji.com/jp/mavic-air

初心者におすすめな折りたたみ式のドローンは、「Mavic AIR」。折りたたみ式で非常にコンパクトでありながら、空撮をするにも十分なスペックを持つバランスの良いドローンだ。

専用ポートに入れて持ち運びができ、大きさはスマホと同じくらいで、普段使っているカバンにスッポリと収まるサイズ感。また、4K動画撮影やパノラマ撮影が可能だ。

旅行におすすめな200g以下の小型自撮りドローン

公式サイト:http://robots.dmm.com/robot/dobby

Dobbyは、セルフィードローンとも呼ばれており、自撮りに特化したドローン。ドローン本体の重量が200g以下のため、国内のドローン規制の適用外となり、どこでも飛ばすことができる。

小さいボディでありながら、4K画質の高画質で自撮りができる。高性能でありながら、値段は約5万円とリーズナブルな値段だ。

親子で楽しめるトイドローン

公式サイト:https://www.parrot.com/jp/doron/parrot-mambo-fpv

「Parrot MAMBO FPV」は初心者やお子さんでも簡単に操作できるように、オートホバリング機能を搭載している。操作が簡単なため、子供でも遊ぶことができるトイドローンだ。

値段は約1万円程度と、エントリーモデルとしてリーズナブルな値段でコストパフォーマンスも良い。

GPSドローン

公式サイト:http://www.holystone.com/

GPSドローンは、アウトドアで撮影したい方におすすめなドローンだ。GPSドローンでおすすめなのが、「Holy Stone」。

GPS機能で自動でコースを運転するのはもちろんだがGPSが届かなかったりした場合は、自動で帰還することも可能。さらに、Holy Stoneもう一つの特徴は、自動ホバリンク機能。自動ホバリング機能が搭載されていることで、自動でドローンを空中で静止してくれる。

値段が1万円程度とリーズナブルでありながら、

などが搭載されている。

ヘッドレストモードは、機体がどこを向いていても、操縦者から見た方向に動かせる非常に便利な機能だ。また、FPVにも対応しているため、臨場感あふれる映像が楽しむことができる。

 

ドローンを飛ばす際の注意事項

ドローンを飛ばす際に注意したいのは、以下の2つ。

それぞれの注意事項を解説していく。

ドローンの飛行場所

ドローンは、飛行できない場所があるため注意が必要。飛行が禁止されているのは、

人口が密集しているエリアは、禁止範囲が広範囲となっていることが多いため、事前に確認しておくことをおすすめする。

他にも、私有地上空は土地所有者の許可が必要になる。飛行していると、地上よりも境界がわかりにくいため、注意が必要だ。また、禁止エリアではないが、電波干渉が強い場所はドローンの飛行を避けたほうが無難。

電子機器や電波塔があると、ドローンのコントローラーの信号が混信してしまう可能性がある。混信で操縦不能となった場合、思わぬ事故を引き起こしてしまうかもしれないので注意した方が良い。

ドローンの状態

次の注意点は、ドローンの状態を確認すること。具体的に確認する項目は、

などだ。

ドローンを安全安心に楽しむためには、ドローンが正常な状態であることが非常に重要。もし、飛行の最中にバッテリーがなくなってしまったり、室内で飛ばしていてプロペラが人に当たってしまったりすると危険だ。

そのようなリスクを避けるためにも、ドローンを飛ばす前にドローンの状態を確認しておくことをおすすめする。

ドローンをより楽しむ方法

ドローンは、飛行させたり空撮だけでなく、ドローンレースや水中ドローンといった楽しみ方もある。

ドローンレースは、ドローンのFPV機能を活かして、実際に空を飛んでいるような臨場感やスピード感を楽しむことができる。

また、水中ドローンは水中を潜ったり、水中を撮影したりなど、水の中を楽しめるドローン。他にも、釣り専用の潜水ドローンが開発されるなど、ドローンの楽しみ方が広がっている。

ドローンと言っても、様々な楽しみ方がある、ぜひあなたに合った楽しみ方を見つけて欲しい。

まとめ

以下、今回の要点となる

ドローンは、用途に合わせて選ぶことで、よりぴったりな楽しみ方を見つけることができる。

ぜひあなたにあったドローンを見つけて、より充実したドローン生活を送って欲しい。

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