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パナソニック特許活用「視線検出技術」の提供開始

スワローインキュベートが、 パナソニックの特許技術・ノウハウを活用した「視線検出技術」を開発し、SDK(ソフトウェア開発キット)等の提供を開始したことを発表した。

同技術は、マーケティング分野では視線データを活用してのマーチャンダイジングや、医療分野では視線をインターフェースとして機器を操作する視線UIなど、活用が期待されている技術だという。

この「視線検出技術」は、カメラをセンサーとして非接触に視線を可視化できる技術。可視光カメラを利用するため、スマホカメラなどのデバイス搭載カメラや、ドライブレコーダーや車載カメラのWEBカメラ(USBカメラ)など、流通している多くのカメラに実装することができるようになっている。

さらに、反射の起こりやすい赤外線カメラを必要としないため、メガネ着用でも問題なく視線検出が可能。

また、顔の基準点に目頭や目尻以外の特徴点を追加した独自のアルゴリズムにより、従来の視線検出で発生しがちであった「表情やメイクなどによる精度低下」「正面の顔しか検出できない」というデメリットを克服することに成功したとのことだ。

従来は完成品での提供が多かった視線検出技術だが、同社ではソフトウェア開発キットを提供。様々な製品・サービスに組み込んで同機能を実装可能だという。

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