車内放映のトレインTV、大学生の約6割が面白いと回答 一方で、乗車中は「動画視聴」より「音楽を聴く」派が多数

RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、最新のZ世代調査として「トレインTV」をテーマにした調査レポートを公表した。

今回の調査では、若者の「トレインTV」に対する印象について調査したとのことだ。

■約6割の大学生がトレインTVを面白いと回答

はじめに、トレインTVに関する印象を調査したところ約60%の大学生がトレインTVを面白いと回答。

主な理由として「チョコプラの顔芸でクスッと笑える」「ヒカキンなどが出演しているためYouTubeを見ているようで楽しい」「満員電車でスマホを触れないときに見て面白い」芸能人が多く出演していて飽きない」といった声が寄せられたという。

トレインTVに関する印象

一方、面白くないと回答した人の意見は、「子供向けに感じてしまう」「コンテンツが乏しい」「顔芸ばかりで面白味を感じない」など、大学生向けではないというものが大多数となっている。

■約6割の大学生がトレインTVよりも雑学マリオを好む

次にトレインTV以前に放送されていたマリオやスプラトゥーン調で雑学を紹介するコンテンツ(通称雑学マリオ)に戻してほしいか調査したところ、約60%が戻してほしいと回答。

「少し賢くなれた気になるので見ていて楽しかった」「自分で予想しながら見れたので回答があっていた時はうれしかった」「(電車内で)ニュースばかり放送されているなかで唯一の楽しみだった」など、雑学マリオを惜しむ声が多数あがったとのことだ。

トレインTV以前に放送されていた雑学マリオに戻してほしいか

■乗車中にする行動ランキング、「音楽を聴く」が1位に

最後に乗車中にスマートフォンで何を見ているか聞いたところ、SNS閲覧を抑え音楽を聴くことが最も多くなった。

動画視聴がそこまで伸びなかった要因として、電車内での混雑、乗り換えなどが原因で集中して見ることができないと考えられる。

乗車中にスマートフォンで何を見ているか

Z世代は様々なコンテンツを消費しているが、動画コンテンツはゆっくりと楽しみたいのかもしれないと同社は考察している。

【調査概要】
調査日:2024年11月14日
調査機関(調査主体):RECCOO
調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年生
有効回答数(サンプル数):200人
調査方法:サークルアップ for client のアンケートオファー

<参考>
RECCOO・サークルアップ『「トレインTV」をテーマにした調査

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