デジタルインフラストラクチャ企業エクイニクスは、ハイパースケーラー向けxScale™データセンター「OS4x」を、大阪に開設したことを発表した。
同社は、大手クラウドサービスプロバイダ(以下、ハイパースケーラー)のクラウド事業拡大にともなう「高性能、セキュリティ、耐障害性、ローカルデータレジリエンシー」などの戦略的アプローチに対して、大阪エリアにおける対応能力を拡大するとのことだ。

「OS4x」は、ハイパースケーラー特有の「大規模、ラックあたりの高い電力密度、高いカスタマイズ性、堅牢」という運用ニーズに応える設計になっているという。
高効率チラーの搭載によって各データホールにパイプを配管しているため、ダイレクトチップ方式やリアドア熱交換機などの液体冷却にも柔軟に対応でき、高電力を必要とするAI需要への対応も可能としている。
生成AIの大規模言語モデルのトレーニングや実装、国内でデータを管理するデータ主権の機運の高まりなど、データを取り巻く外部環境が急速に変化している背景から、ハイパースケーラーによるデータセンターへの需要は急拡大。
エクイニクスは今後も、xScaleデータセンターのグローバル構築を拡大しハイパースケーラーへの支援を強化していくとのことだ。