日本出版販売は、ローソンと連携し、2023年1月27日に「ローソン神戸ジェームス山店」を「LAWSONマチの本屋さん」として、リニューアルすることを発表した。

ローソン神戸ジェームス山店イメージ

「LAWSONマチの本屋さん」は、2021年からローソンと連携して展開している書店併設型店舗のブランド。

2021年6月に埼玉県狭山市に一号店をオープンし、今回の店舗は6店舗目で、近畿エリアでは初めての出店となるという。

店舗では、おにぎり・弁当・ベーカリー・デザート・飲料など通常のコンビニエンスストアの品揃えに加え、約3,000タイトルの本・雑誌の取り扱いを行うとのことだ。

書店軒数が年々減少しているなかで、日販は「人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける。」というグループ経営理念のもと、街に書店のある風景と、誰もが自由に本と触れ合える環境を守る取り組みを実施。

その取り組みの一つとして、生活のインフラを支えるローソンと連携し「LAWSON マチの本屋さん」を全国に展開することで、これにより多くのマチの人々に本との出会いの機会を提供することを目指しているという。

「ローソン神戸ジェームス山店」は、薬も展開するヘルスケア店舗で、来店する年齢層は比較的高め。

今回「LAWSONマチの本屋さん」としてリニューアルし、利用者の特性に合わせて健康や暮らしなどのジャンルを中心に本の販売を充実させることで、より地域に密着した店舗となることを目指しているとのことだ。

日販とローソンは、今後も地域の人々の利便性向上を目的として、書店が少ないエリアを中心に、地域に根差した個性ある「LAWSONマチの本屋さん」の出店に取り組んでいくとのことだ。