7月26日から30日まで中国・海南で開催された「中国国際消費財博覧会2022」において、アリババグループの越境ECプラットフォームTmall Global(天猫国際、Tモールグローバル)は、今後3年間で約1,000の国際的なブランドを育てると発表した。

「Tmall Global」、約1,000ブランドの中国市場における成長を支援

Tmall Globalは、各ブランドが2025年末までに年間流通取引総額(GMV)1,000万元(約2億円)を達成できるよう、マーケティングと国際物流において支援するという。

これまでに、プロクター・アンド・ギャンブル社の美容ブランド「トゥーラ・スキンケア(Tula Skincare)」やバイエル社のサプリメントブランド「ワンアデイ(One A Day)」など、15社のグローバルブランドが契約しているとのことだ。

Tmall Globalには、すでに87か国から29,000以上のグローバルなブランドが出店しており、そのうちの80%が同プラットフォームを通じて中国市場に参入したことが、最新データから明らかになっている。