GENie(ジーニー)は、医薬品医療機器等法に基づくオンライン服薬指導の新たなルール施行に伴い、オンライン服薬指導およびオンライン診療をサポートする新サービスを開始したことを発表した。

GENieは、処方薬配送を始め、検体回収や治験薬配送など医療関連の配送サービスである「ARUU」を展開。現状、処方薬配送に関しては、薬局店頭での待ち時間解消に向けた利用をメインとしているが、今後は「オンライン診療に伴うオンライン服薬指導」や「単体でのオンライン服薬指導」の利用増加が見込まれるという。
ARUUは原則対面で処方薬を配達している為、配達の際にスタッフが端末を操作し患者と薬剤師を繋ぎオンライン服薬指導をサポートすることも可能だとしている。
高齢者への配送割合が多いことから、新サービスは非デジタル世代へのオンライン服薬指導サポートとして期待されるとのことだ。
同サービスにより、薬局は患者に対して訪問の必要がなく、医薬品の適切な服薬指導が可能となり、また自社配送だけでは難しい、しっかりと教育された質の高い配達スタッフを通した患者との関係性の構築やITによる配送の効率化、受付から配送依頼までのデジタル化を一括で請け負うとしている。
GENieは、ARUUというデリバリーサービスにより薬局と地域の患者の結びつきをより強く保ち、リアル店舗があるからこその強みと患者との関係づくりをサポートするとのことだ。