ノルウェー水産物審議会は、ロシア・ウクライナ情勢に伴う、ノルウェーから日本への空輸におけるメインルートのロシア領空を経由した輸送の継続困難による、ノルウェー産サーモンの供給状況について最新情報を発表した。

現在、ロシア上空を迂回する北極圏を経由する北回りのルートや中央・南アジアや中東を経由する南回りのルート確保等に取り組んでいるとし、2022年3月31日時点で通常の供給量の90%以上まで戻っているという。

引き続き、生サーモンの鮮度および安全性を最優先に、安定した全国的な供給を継続できるよう協議を続けていく予定としている。

なお、同協議会は「今回の危機で被害に遭われた方々に謹んでお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早く平穏な日々が戻りますよう強く願っております。」とコメントした。