商船三井は、同社が運航する自動車運搬船“FELICITY ACE”(フェリシティ エース)の事故について、現地時間の3月1日午前9時頃に沈没したと現地サルベージチームから第一報があったことを発表した。

同事故は、現地時間2月16日、大西洋航行中に火災が発生し、航行不能となったという。

フェリシティ エースには、ポルシェやアウディ、ベントレーなど自動車約4,000台を積載。2月18日には、乗組員全員がアゾレス諸島に避難を完了し、無事であることを確認しているという。

2月25日には煙は収まり、油の流出も確認されておらず、船体姿勢も安定していたが、現地時間3月1日に、同船は右舷への傾斜が見られた後、沈没したと現地サルベージチームから第一報があったとのことだ。