SCENTMATIC(以下、セントマティック)は、同社が開発した日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を自宅でも楽しめる日本酒飲み比べセットとして先着1,000セット限定で、3月12日よりオンラインにて販売を開始すると発表した。

今回発売するセットはKAORIUM for Sakeは、スマートフォンから簡単に操作出来る仕組みを開発。

今回のために特別に醸造された日本酒や国内では流通していない銘柄も含まれており、日本酒初心者から普段飲み慣れている人まで楽しめる内容とのことだ。

1商品につき、手ごろな飲みきりサイズのボトルを6本セットになっているという。

なお、価格は4,980円(税抜)の600ml(100ml×6本)、Amazonにて購入可能とのことだ。

KAORIUM for Sake 日本酒飲み比べセットの概要は以下の通り。

商品に同梱の二次元バーコードをスマートフォンで読み込んでウェブサイトにアクセスすると、日本酒ソムリエAIが導き出す言葉とともに6種の地酒を楽しめる。

利き酒をする
酒を選ぶ

6種の銘柄から酒を選択。AIが酒の香りや風味をさまざまな言葉であらわす。

言葉を見ながら
味わう

言葉を見ながらじっくり酒を味わい、自分が感じた言葉を選択。

自分の感じ方を掘り下げる
AIが導き出した表現や他の人の感じ方と比べながら、自分の日本酒の感性を深掘り。日本酒の愉しみ方が広がる。

酒は、全国各地(山形、福島、岡山、鳥取、佐賀、愛媛)の酒蔵から、タイプのことなる個性豊かな地酒を厳選。

KAORIUM for Sakeのために特別に醸造された「出羽桜」や、これまで海外限定流通となっていた「麟」など、ほかでは味わえない組み合わせを用意。

1. 出羽桜(DEWAZAKURA) 純米吟醸酒 瓶火入

山形県を代表する酒米「出羽燦々(でわさんさん)」を100%使用し、「オリーゼ山形(麹菌)」「山形酵母」と山形オリジナルの原料のみで醸した軽やかな酒。柔らかでふくよかな旨味、程よい酸味のバランスが絶妙。

2. 麟(RIN) 清酒

会津の聖峰博士山からの伏流水と末廣酵母により造られるこの酒は、爽やかな酸味とほのかな甘みが調和した旨味と、プリンスメロンや洋なしなどのフレッシュな果実香による涼しさを感じる味わいが特徴。冷酒がおすすめ。

3. 大典白菊(TAITENSHIRAGIKU) 純米酒 白菊米 瓶火入

55粒の種籾(たねもみ)から蘇えった酒銘と同じ酒米「白菊(しらぎく)」で醸した純米酒。

柔らかな香りにコクと米の旨み、甘味のある味わいと酸のバランスがよい酒。IWC2017ブロンズメダル受賞。

4. 千代むすび(CHIYOMUSUBI) 純米吟醸酒 強150

鳥取県固有の酒米「強力(ごうりき)」を100%使用。香りは穏やかで、強力らしいお米の旨味と心地良い酸が特徴で、濃い目の料理がマッチ。冷酒かぬる燗がおすすめ。

5. 七田(SHICHIDA) 純米酒 七割五分磨き 無濾過

佐賀県産の最高峰酒米「山田錦(やまだにしき)」100%と、蛍が飛び交う名水で仕込んだ酒。

あえてあまり磨かずに米の力を最大限に引き出し、全くろ過をしない一回火入れの純米酒。とても飲み口よく、しっかりとした旨味が特徴。

6. 伊予賀儀屋(IYOKAGIYA) 純米吟醸酒 無濾過 瓶火入

愛媛県産「松山三井(まつやまみい)」を100%使用。食事との相性を考え、酒本来の主張を抑えながらも、米の旨味を引き出した酒は飲み疲れしないバランスのとれた味わい。春先には常温で夏場はサッパリ低温で楽しめる賀儀屋代表作。