オンラインLIVEマラソンJAPAN実行委員会は、リアル感覚をとことん追求したオンラインマラソン大会向けアプリ「OLMJ」を発表した。

現在、多くのマラソン大会が延期、中止となる中で、オンラインマラソンもたくさん実施されるようになった。しかし、「一度は参加してみたものの、リアルな大会とは程遠く、結局一人で練習している時間と変わらない」と、飽きているランナーも少なくないという。
OLMJアプリは、全国どこからでもリアルなマラソン大会のように、スタート時間に合わせてアプリが計測を開始。42.195kmを走行した時点でタイムアップするシステムになっている。
これまでのランニング向けGPS計測アプリは、自己のトレーニング用に開発されたものが多く、ランナーが自分でスタートボタンをタップして、自分の立てた目標距離、あるいは目標時間を走るというランナーの自主性で使用するものが多かったという。
OLMJアプリでは、参加ランナー同士が、時間を共有して繋がっているイメージを感じることも可能にし、アプリの中でリアルに近いマラソン大会を実現するとのことだ。
OLMJアプリの特徴は以下。
- アプリの中でリアルに近いマラソン大会を実現
スタート時間に合わせて「スタート前のカウントダウン」が表示され、スタート時間に合わせて自動的に「計測画面」に切り替わる。
「計測画面」では、走行距離、時間、ペース、順位、エントリー数などが表示され、順位に関しては、5キロ毎に更新されていくので、1人で走っていてもリアルな大会のようなライブ感があるという。

- スタジオからの応援放送を受信
今回、初めてアプリを利用して開催される【オンラインLIVEマラソンJAPAN】では、開会式、ウォームアップ、途中経過のアナウンスなどをスタジオから配信される。
ゲストとしてプロマラソンランナーである神野大地選手をはじめ川内選手のものまね芸人「M高史」など多数のゲストがスタジオやリモートから応援を送るとのことだ。

- インスタ感覚でランナーが写真を投稿することができる【ランナーズフォト】機能
スタート地点の写真や休憩時に撮影した写真など、全国の参加ランナーがそれぞれの「ランニング大会の楽しい風景」をアプリに投稿できる。
参加ランナーも“全国で一緒にこの時間を走っているランナーがいること”を実感でき、1人で走っていても全国の参加ランナーと繋がっていることを感じて最後まで頑張れる、といった自信につなげるとのことだ。

- 家族や友だちからの“うれしいエールが届く”応援メッセージ機能
エントリー時に発行されるIDナンバーを家族や友人と共有しておくと「応援メッセージ」を受け取ることができる。

なお、オンラインLIVEマラソンJAPANは、11月22日に開催。フルマラソンおよびハーフマラソン大会となっており、走行コースは、安全に走れるところなら全国どこでも良いとのこと。