日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)は、複数の家事代行事業者を集め、1つのプラットフォーム上で幅広い選択肢からユーザーの希望に合うスタッフをマッチングするサービスの実証実験を、9月9日より3か月間実施すると発表した。

ユーザーとして、東京23区と横浜市に居住する同社社員が参加するとのことだ。

家事代行マッチングサービスは、同社独自のアルゴリズムを実装した自動マッチング機能により、ユーザーの多様なニーズに対応しつつ、エリアの集約化や移動の効率化などにより、スタッフの1日のサービス対応件数を増やすことができるという。これにより、家事代行事業者の課題であるスタッフ不足の解決を目指すとしている。

また、同社の提供するサービスでは、スマートフォンやタブレットで手軽にサービスの依頼可能。

さまざまな家事代行事業者のスタッフの人柄やユーザーからの評価、口コミを見える化することでユーザーの希望にあったスタッフとマッチングし、サービスを受けられるスキームの構築を目指すという。

同実証実験では、新常態(ニューノーマル)におけるユーザーや家事代行事業者のニーズへの対応状況や、システムのユーザビリティ向上を目的とし、事業化に向けて、マッチングアルゴリズムの開発用データの収集も行うとのことだ。