Uberは、企業の通勤計画を支援するため、ServiceNowと提携したことを発表した。
「Book Uber」機能を使用すると、健康および安全のチェックを満たした従業員は、乗車予約機能のロックを解除し、ワークスペースを予約して、職場に移動できるとしている。
ServiceNow Safe Workplaceスイートは、部門横断的な作業の複雑さを包括するソリューションであるため、従業員はIT、人事、財務、設備、法務など、社内のさまざまな機能にわたるリソースに容易にアクセスすることが可能となる。
これにより、雇用主と従業員の両方が、Uber for Businessの一連の交通機関サービスにアクセスして、職場への乗り降りをスケジュールできるようになるという。
Uberは、今回のServiceNowなどの企業とのパートナーシップを通じ、輸送サービスをビジネスに簡単に適合させ、通勤計画プロセスをこれまで以上に容易にする。
また、この提携により、ServiceNowの顧客は、事前に配車を従業員向けに予約できると同時に、従業員がいつでも自分の配車をスケジュールするオプションを提供することができるとのことだ。これにより、より速く、予測可能で、より便利な通勤が可能になるとしている。
なお、最初のロールアウト期間中、両社サービスの提携は、既存の従業員通勤プログラムの一環として、ServiceNow顧客の重要な労働者の職場への送迎を主に支援。
長期的には、この統合は拡張され、食事の配達だけでなく従業員のリアルタイムの到着データを含む、より深いデータ駆動の洞察もサポートするようになるとのことだ。