サッポロビールは、外食企業のECビジネスを応援する外食専門ECストア「#星に願いを」を8月6日にオープンすると発表した。

このストアは、全国のサッポロビール取扱い飲食店から参加を募り、それぞれの店が出品する逸品を販売する。

約100社の出店を目指しており、サッポロビール公式SNS等での情報発信を通じた集客と購買促進により飲食店の店外収益の創出に貢献するとしている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響から、緊急事態宣言解除後も新たな生活様式によって消費者の行動が変化し、外食企業は今なお不安定な環境にある。

それに伴い外食企業も収益モデルの急速な変化が求められており、デリバリー、テイクアウトなど、新たな店外収益の確保も急務となっている。

ECビジネスも店外収益の手段であるものの、参入した外食企業の中には収益を生み出すに至っていない事例も多く、ECビジネスの活性策は店外収益の拡大にむけたひとつの貢献になると同社は考えているという。

一方、消費者の行動変化においては、外食の楽しみ方が多様化していくことも予想される。

同社は、「“美味しいコト”で食卓に豊かさを」という想いのもと、ECビジネスの活性を通じて家庭と飲食店とをつなぐ架け橋となり、需要の創出を目指すとしている。