大同生命とディーカレットは、デジタル通貨に関する実証実験を開始したと発表した。

大同生命は、国内生命保険会社としては初めて、ディーカレットが構築している「ブロックチェーン上でデジタル通貨を発行・管理するプラットフォーム」を用いて自社ブランドのデジタル通貨を発行し、実証実験参加者に限定した仮想経済圏を構築する。
参加者がスマートフォンアプリでデジタル通貨を保有し、物品購入や、スマートコントラクトによる自動積立等を行うことで、デジタル通貨やブロックチェーン技術の生命保険業への応用可能性を検証するという。
なお、大同生命は2019年7月にディーカレットに出資しており、今回の実証実験は協働による取組みの一環となっている。
両社は、今後も、デジタル通貨等のテクノロジーの活用を通じ、より利便性の高い生命保険の実現を目指すとのことだ。