ソニーは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている映像クリエイター・フォトグラファーへの支援策として、クリエイティブコミュニティ関連団体への寄付やソニーのカメラ機器の無償点検等を実施すると発表した。

新型コロナウイルスの世界的な流行により、スポーツイベントやコンサートなどの中止や、映画・ドラマなどの撮影中断が相次いでいることから、エンタテインメント業界を写真や映像制作で支えるクリエイターの事業活動に著しい影響が生じている。

今回の取り組みは、こうしたクリエイターの活動や事業の継続を支援していくため実施されるとのことだ。具体的には、以下の2つの取り組みを行うという。

  • スポーツ番組や、映画、TVドラマ、CM撮影に従事するカメラオペレーター等を支援する団体への寄付
  • ソニー・イメージング・プロ・サポートの会員への機材無償点検の提供

なお、同支援にかかる費用については、ソニーが4月に立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」から拠出する予定であるという。

同社は、今後もクリエイターのコンテンツ創作活動を、様々な形で積極的に支援していくとしている。