パナソニックは、エンドツーエンドのサプライチェーン・ソフトウェアの専門企業である Blue Yonder(ブルーヨンダー)に戦略的株式投資(20%)を行うことを決定し、株主との間で最終合意に至ったと発表した。

これは、Blue Yonderの企業価値55億ドルに基づいた株式投資であるとし、パナソニックは限定的な少数株主として株式を所有。Blue Yonderの取締役会9議席のうち、1議席が与えられるという。

今回の投資により、2019年4月に発表された日本での合弁事業を含む、2社間の戦略的パートナーシップを拡大し、パナソニックとBlue Yonderは共に、オートノマス(自律的な)サプライチェーンの実現を加速するとのことだ。

IoTを介し、エッジテクノロジーを活用したBlue Yonderのプラットフォームは、機械学習によって、より迅速で、状況の変化を踏まえたビジネス上の意思決定を促進し、自律的な成果を提供する。

日本市場においては、パナソニック システムソリューションズ ジャパンがパートナー企業との連携を通じて、Blue Yonderの現行のLuminateソリューションを販売するのに加え、同プラットフォーム上で、顧客企業の能力を強化する新たなソリューションを共同開発することで成長を促進するとしている。