アジアを拠点とするSnapaskが、Asia Partners(東南アジアをフォーカスするプライベート・エクイティ・ファンド)を中心に投資ラウンドとして、3,500万米ドル(約38.5億円)の調達を達成した。
Snapaskは、いつでもスマホでオンライン家庭教師に質問ができ、わからない問題を解決できる勉強アプリ「スナップアスク」を展開。
同社は、創立した2015年から合計で5,000万米ドル(約55億円)以上を調達している。
今回の資金調達は、東南アジア市場への拡大、特にベトナムなどのポテンシャルの高い市場に投資を進める計画であるという。また、シンガポールに地域統括会社を設立した。
また、プロダクトとサービスにおいては、自習勉強の効率化を向上させるためのデータ分析機能や個々に合った学習コンテンツの制作の充実を中心に進めていく方針であるとのことだ。
Asia Partnersは同社について、香港や台湾、シンガポールにおいて強いプロダクトで市場にフィットしており、新興市場であるインドネシア、タイ、マレーシアにおいてMO市場拡大に成功しているという点を評価し、投資したという。