freeeが、みずほ銀行と参照系のAPI(※)を活用した法人向けインターネットバンキング「みずほe-ビジネスサイト」の利用明細の取り込みを開始したことを発表した。

API連携以前は、みずほ銀行のインターネットバンキングのユーザーIDとパスワードを「クラウド会計ソフトfreee(以下、会計freee)」上に保存することで、その情報を用いてシステムが機械的にオンライン・サービスへログインし、利用明細を「会計freee」に取り込んでいた。

今回の連携により、ユーザーは「会計freee」にユーザーIDとパスワードを保存することなく、みずほ銀行の利用明細を自動連携できるようになり、より安全かつ安定的に「会計freee」での自動仕訳など明細連携のメリットを享受できるようになるという。

freeeとみずほ銀行は、2016年10月、当時国内初となるクラウド会計ソフトとメガバンクとのAPI連携および法人インターネットバンキング「みずほビジネスWEB」との接続を実現していた。

今回の連携により「みずほビジネスWEB」に加え、「みずほe-ビジネスサイト」でもAPI連携が可能になる。

(※)金融機関の入出明細や残高情報等を外部サービスに情報連携するAPI