ファミリーマートは、地域の警察および自治体が取り組む“特殊詐欺の被害防止”および“高齢者の運転免許自主返納”に協力することを目的に、店舗のイートインスペースを活用した地域交流会「ファミマサークル」を、2019年12月から順次開催することを発表した。

「ファミマサークル」は、社会的注目の高いテーマを、警察・自治体の担当者から説明とともに、参加者同士の交流を深めてもらう場として、ファミリーマートの店舗スペースを活用する活動だ。

参加人数は約10名/回となっており、参加費は無料。参加者には、開催店舗で買い物に使用できる割引券が贈呈されるという。

同社では、2019年4月から店舗のイートインを活用した「ファミマこども食堂」を地域活性化に繋がる取り組みを実施。また、各店舗に“特殊詐欺の被害防止”に向けた応対をまとめたツールの整備を進めている。

今回、“特殊詐欺の被害防止”や“高齢者の運転免許自主返納”が社会問題化している状況を受け、ファミリーマート店舗のイートインスペースが、地域住民のコミュニケーションの場となり、地域の安心・安全そして活性化につなげていくことを目的に、「ファミマサークル」を企画したという。

なお、2019年12月12日(木)に東京都内店舗での開催を皮切りに、2020年2月末までに都内7店で開催予定。今後もアンケート等を実施しながら、その地域や時期にあった内容等に変更していくとしている。