ラストワンマイルは、同社の運営する光インターネットサービス『まるっとひかり』における新メニューとして、NTT西日本の高速光インターネット回線とパナソニックのIoT中核機器『AiSEG2』(アイセグ2)を使った住居IoTサブスクリプションプラン『まるっとひかりホームIoTプラン』を、2019年10月1日(火)より、近畿エリア6県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)で提供開始する。

同社調べでは、個人住宅向けIoTサブスクリプションサービスは国内初となるとのことだ。

『まるっとひかりホームIoTプラン』とは、『まるっとひかり』が提供するNTT西日本の最大1Gbpsの高速光インターネット回線に加え、パナソニックが販売するIoTの中核機器・スマートHEMS『AiSEG2』本体を月額5,980円でパッケージ化し、インターネット回線にIoTを加えた国内初のサブスクリプションモデル回線契約プランである。

  1. 一括窓口で、快適なIoT生活をサポート
  2. IoTと通信回線それぞれのリーディングカンパニーであるパナソニックとNTT西日本の各サービスを、同社が一括して窓口となり、インターネット回線や『AiSEG2』、スマートフォンでの機器管理ができる『スマートHEMSサービスアプリ』の設定や、機器の故障やインターネットの接続トラブルまで、インサイドセールスセンターのコンシェルジュが快適なIoT生活を実現するサポートを実施。

  3. さまざまなIoT住宅サービスが利用可能
  4. 加入者は高速インターネット回線(Wi-Fi)の利用はもちろん、家全体の使用電力量を判断し機器を自動制御する、外出先からエアコンや照明、電子錠、浴室給湯など『AiSEG2』連携機器をまとめて操作する等の便利なサービスが利用可能。

    また、『AiSEG2』対応機器以外のテレビやブルーレイレコーダー、プリンターなどの電子機器も、Wi-Fi接続によりホームネットワーク化することもできるという。

    さらに、着荷お知らせサービスやエアコン自動制御、子供や高齢者・ペットの見守りカメラ、光回線を使ったテレビや電話の利用などの有料オプションサービスも用意されているとのことだ。

同社によると、インターネット回線を通じてHEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)を家電や電気設備とつなぎ、電気やガスなどの使用量の「見える化」、家電機器の「自動制御」を可能にするIoT住宅市場は加速的に拡大しているという。

また政府は、IoT住宅が防犯や防災、高齢化社会、環境保全に非常に有効とし、2030年までに全ての住まいにHEMSを設置することを目指しているとのことだ。

しかしながら、住居をIoT化するには、機器の初期費用、インターネット回線の契約・HEMSの設置・家電機器や電気設備との連携など、入居者自身のコストや手間が大きいことが課題になっているという。

このような背景から、従来より自社ブランドのインターネット回線『まるっとひかり』を運営する同社は、インターネット回線契約と併せて住居のIoT化を希望するユーザーの声に応え、『まるっとひかり』にホームIoTをサポートする新プランの開設に至ったとしている。